谷川連峰馬蹄形の東半分を歩きに part2


10/21

前回の続きです。朝日岳から北西へ。

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朝日岳の山頂直下は谷川連峰では唯一?の湿原です。
池塘と言うにはちょっと大きいような池塘がぽつぽつと。
今回一番楽しみにしてたのはここでした!
今年最初で最後の湿原です。
(10:25)


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山頂から少し下ったところには湧き水!
山頂からは標高たったの30mほどしか下ってませんが、
絶え間なくちょろちょろ湧き出てました。
(10:26)


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ちょっと進むとジャンクションピーク、谷川岳巻機山の分岐になりますが。
道標があるのに道ナシって書かれるのも珍しいんじゃないかと(笑)
実際数m進むとすぐに笹薮でした。。
残雪期のみ歩けるエキスパート専用ルートです( ´Д` )
(10:38)


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ジャンクションピークからは新潟の下界も見えてきます。
新潟側の方が冷え込みが厳しいのか、群馬側より紅葉が綺麗でした。
山一体が紅葉してるんじゃないかってくらい紅葉してて!
(10:43)


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朝日岳の下りはやや細めの稜線です。
雪崩のせいか、切れ落ちた崖の脇を歩いたりもして結構高度感があったり。。
道自体は普通に歩けるんですけど!
(10:45)


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これから歩く稜線、小さく小屋が写ってるのが清水峠、中央が七ツ小屋山、奥が蓬峠です。
穏やかで歩きやすそうなのがいいですねえ。
(11:01)


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左を見るとはるか遠くに谷川岳
5時間前はあっちの麓にいたので、随分移動してきちゃいました。
朝日岳からの下りは新潟側の綺麗な紅葉と遠くなった谷川岳が見ていて楽しく。
(11:03)


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清水峠は昔、街道が通っていただけあって、今でも要所なようで、JRの送電線が通ってます。
ぽっちゃりとしたスタイルは冬の嵐にも耐えられる耐風仕様?
(11:39)


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清水峠、1448m。
馬蹄形の稜線では唯一樹林帯が数百mだけあります。
赤い三角屋根の小屋が印象的ですが、登山者用の避難小屋は手前のちっちゃな方です。
(11:46)


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七ツ小屋山へ200mほどの上り返し。
途中、上越マッターホルンと呼ばれる大源太山への分岐が。
確かにそんな形なんでしょうけど、上から見下ろすマッターホルンってどうなんでしょう?(笑)
(12:37)


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七ツ小屋山山頂から、白毛門~朝日岳を振り返り。
朝日岳のどっしりっぷりに、白毛門と笠ヶ岳はおまけのようにしか見えません…。
馬蹄形の西側半分を歩いた時はこのどっしりさがとてもかっこよく見えるんです!
(12:43)


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蓬峠方面。
トラバースしてる道があるように見えますが、今は稜線を素直に歩く道しかありません。
アップダウンは小さくて、とても歩きやすい良い登山道でした!
(12:54)


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最高ヽ(´ω)ノ
この日一番はやっぱり朝日岳でしたが、この区間も負けじといい場所で。
天空散歩とはまさにこのこと!な道でした。
群馬側から来るのは大変ですが、新潟側ならそんなに時間掛からず歩けるのでオススメです。
(13:11)


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蓬峠に到着!
長かった稜線歩きもここで終わり!
いつかここでテント泊を…
(13:37)


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左は谷へ向かうルート、右が馬蹄形の西半分。
スタート時間が相当早くないと1周はできそうにないですね…
これでも休憩時間はそんなに取ってないんですけど( ´Д` )
(13:38)


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白樺避難小屋の少し手前までは森林限界のトラバース道を歩けます。
半円状に歩いた稜線を見渡せてこりゃ最高!と思いきや…
(13:50)


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斜めになってる岩を横切ったり…
(14:00)


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4回?ある沢の横断と、その取付が谷に向かって斜めになってて歩くのが怖かったり…
雨で道が濡れてると滑りそうでめちゃくちゃ怖そうです。
(14:04)


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樹林帯に入ると途端に歩きやすく。
旧街道にぶつかると散歩道レベルの歩きやすさに。
(14:18)


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旧道は土砂崩れだそうで、新道で一気に谷底へ下ります。
途中あった高圧電線の脇にある板?はなんなんでしょう?
雪崩対策?雪庇対策?
(14:32)


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湯桧曽川に着くころには紅葉から緑の森に。
この道、谷底に着いてからが長いんです。。
(14:57)


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谷底の日暮れは早いです。
人気もないので熊鈴を鳴らしながらのんびり…。
とはいってもたまに湯桧曽川の流れが見れるので、淡々と森の中を歩くわけでもなく。
(15:16)


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一ノ倉沢への分岐を過ぎると人気も出てきて一安心。
とは言っても駐車場まではまだしばらく。
(15:48)


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国道へ出て、見慣れた砂防ダムを見て、ようやく下山となりました。
久々の山歩き20km、いつ歩いてもハードですが、充実感もかなりのものです。
(16:28)

上牧の湯に浸かってさっさと帰宅、翌日はさすがに筋肉痛になりました(笑)

谷川連峰馬蹄形を2回に分けて全線歩きました!
延々と続く笹原の稜線ですが、湿原や岩場があって飽きることなく。
それどころか表情を徐々に変えていく絶景に次は次は…と求めてしまうくらい絶景続きです。

ただ、次歩くときはもうちょっと絶景をのんびり堪能したく…。
今回はピークに着くたびにパンやおにぎりを1つ食べて、さあ次へ!
って感じでまったくのんびりできず。。

たまにはスポーツのような山歩きもいいですが、やっぱりのんびり散歩するくらいの山歩きが好きです。

それではまたー!

山行時間…10:34
歩行距離…20.9km