雄大な笹原と小さな秋の谷川岳から茂倉岳へ

 

9/15

 

初秋の谷川連峰谷川岳~茂倉岳を歩いてきました。

 

谷川連峰で一番好きな稜線、一ノ倉岳から茂倉岳を歩きたくなりまして。

今年は一度歩きましたが100%ガスの中だったのが消化不良すぎて…。

秋空と雄大な笹原を眺めに再チャレンジ!

 

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ルート:谷川岳ロープウェイ→谷川岳→一ノ倉岳→茂倉岳→茂倉新道→土樽駅

 

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ルーテシアを土合駅に停めてスタート。

ロープウェイの営業時間に合わせて、気合の6時半着でした。

(06:32)

 

 

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さすが3連休なだけあってロープウェイはそこそこの混み具合。

チケットを買うのに10分掛かりましたが、7時前から営業開始していたので乗り込むのに計15分で済みました。

 

天神尾根を歩き始めてちょっと、谷川岳が目の前にどーんと!

雲を纏った姿、かっこいいですけど着くころには晴れて晴れて!

(07:44)

 

 

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熊穴沢避難小屋を越えて森林限界上へ。

関東平野は雲の中、谷川岳は雲の上!

(08:35)

 

天神尾根、混雑はしていましたが、この時間だと登山道渋滞はほぼありませんでした。

小屋泊まりと思われる人と岩場ですれ違う少しの時間は仕方ありませんが。

 

 

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雲海にまみれる爼嵓はかっこよすぎでした。

(09:06)

 

 

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天神尾根を登りきって谷川岳肩の小屋から谷川岳主脈の景色!

なんて雄大な景色、これだから谷川岳はやめられません。

(09:26)

 

 

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4月に泊まった谷川岳肩の小屋、無雪期にも一度は泊まってみたいものです。

(09:50)

 

 

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肩の小屋からは5分でトマの耳へ。

山頂看板はさすがに大人気でした。

(09:54)

 

 

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谷川岳主峰オキの耳と、これから歩く稜線を眺め。

(09:56)

 

 

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トマの耳をアップで。

さすが谷川岳、こんなに人がたくさん!

同じ百名山でも四阿山とは雰囲気が全然違います(笑)

この楽さとこの絶景ですからね…。

(09:58)

 

 

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肩の小屋で休憩したのでオキの耳は写真を撮るだけにして、先へ進みます。

で、途端に人が少なくなる登山道、谷川岳のいいところ?です。

 

一ノ倉沢を覗くと昨シーズンの雪が!

もう北海道は雪が降ったみたいですし、谷川岳もあと1ヶ月で初雪でしょうか。

今年は夏に山歩きをそんなにしてないのであっという間に冬が来るような…。

(10:42)

 

 

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雲に包まれそうになるタイミングもあるのですが、そこからちらと見る青空も綺麗で!

秋空というより夏空のようですが(笑)

(10:44)

 

 

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谷底から声が…

と探してみるとクライミングしてる方々が!

とんでもないところにいますけど、そこから先どうするんでしょう…?

標高差1000mの崖を登りきった達成感がどんなものなのか、それだけ味わってはみたいです。。

(10:51)

 

 

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雲に覆われそうで覆われない稜線を進んで。

(11:07)

 

 

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一ノ倉岳へぐいっと標高を上げると広がる笹原の穏やかな稜線!

これが見たかった!

(11:17)

 

 

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今年4月に発売したものの売れすぎでいったん中止になり、再度販売し出したカップヌードル味噌。

山で食べるカップヌードルと言えばカレーでしたが、そのお株を奪うくらい美味しく!

おむすびと合うのはそりゃそうなんでしょうけど、普段セットで食べる人って結構いるんでしょうか…?

(11:37)

 

 

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一ノ倉岳~茂倉岳間の稜線の何がいいかと言うと、主脈も馬蹄形も広がるように見える位置にあることなんです!

延々と続く稜線の真ん中にいる、そんな感じです。

写真はちらっとですが。この雄大さはぜひ見て感じてほしいものです。

(11:52)

 

 

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一ノ倉岳北面の草原は黄色がかって秋らしく。

1週間も経った今はもう、かなり秋が進んでるんじゃないでしょうか。

(11:59)

 

 

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この日最高峰の茂倉岳から眺める一ノ倉岳~谷川岳

相変わらずのかっこいい稜線と綺麗な青空でした。

(12:10)

 

 

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下っていく茂倉新道と、ゴールの土樽、関越道が右端。

標高差1300mの激下りです。

(12:12)

 

 

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下るといっても標高1490mの矢場ノ頭までは笹原の登山道。

雲が真横にあるんじゃまだまだ天空の世界です。

(12:18)

 

 

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茂倉新道で目立ってた秋の花、ウメバチソウ

これと同じく白のコゴメグサがたくさん咲いててびっくり。

ちょっと時期が早いとシナノキンバイがたくさん咲いてたような気がしてたのですが、この道は花が多そうです。

(12:29)

 

 

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矢場ノ頭をすぎるとすぐに樹林帯へ。

標高が下がると日差しが強くて気温も高く、日陰の樹林帯の方が全然快適でした…。

(13:35)

 

 

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茂倉新道下部は粘土質でスリッピーですが、この日は運よく乾いており。

ブナの森も新緑の時期は綺麗ですが、この時期の緑はやや霞んで。

(14:53)

 

 

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無事下山!

土樽PA脇はススキが満開でした。キラキラ!

(15:37)

 

 

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上越線で駐車した土合駅へ戻りますが、終電の18:07までは時間があるのでベンチのある水場で時間つぶし。

靴も脱いで完全にリラックスモード。

(16:33)

 

 

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土樽駅から、9分で土合駅

すっかり夜になりました。

(18:18)

 

見たかった景色よりだいぶ雲が多かったですが、写真がとても映える山歩きでした。

雄大な稜線の景色は変わらず最高で、たまりません。。

今年、あと1回は谷川連峰に行けたらなあと思いつつ…

それではまたー!

 

山行時間…8:35

歩行距離…13.47km

消費カロリー…2522kcal

獲得標高…↑901m ↓1565m