10/9
雨降る浅草岳を縦走してきました。
浅草岳、一昨年3月に見た鬼ヶ面山の岩壁でお気に入りの山となりまして。
ぜひ無雪期にも歩いてみたいということで歩いてきました。
国道と稜線が平行してる山なので、久々に自転車縦走です。
ルート:只見沢登山口→浅草岳→鬼ヶ面山→六十里登山口
自転車を六十里越登山口に置いてからスタート。
昨日天気予報を見た時は曇り、晴れ間が見えればいいなと思っていたんですが、
なんとスタートから雨!
小雨ではあるのでとりあえず出発。
(10:09)
しばらく沢沿いのアップダウンの道を歩きます。
1ヶ所沢を越えるこの橋は…さすがに怖かったです(笑)
(10:26)
橋を越えたら本格的に登りの始まり、尾根に向けて標高を上げていきます。
樹林帯の登山道、道沿いには何本もブナの大木が。
新緑の時に来たらとても良さそうな。
(10:40)
標高を上げると浅草岳の岩壁が見えてきます。
岩壁にはまだ残る雪渓!
標高3桁ですがこの時期まで残る雪、どれだけ積もったんでしょう?
(11:15)
標高900mを越えると尾根に乗り、岩壁を横目に歩く道に。
これぞ浅草岳、緑の時期でもこの派手さ!
天気が良くなく上まで見えませんが、こういう景色なら地形がより厳しく見えたり?
(11:28)
標高1000mくらい、登山口から500mほど登ってきました。
(11:28)
鬼ヶ面眺めにて。
標高1100mとは思えない景色!
(11:41)
紅葉は標高1000mではあと1週間?
台風で散ってしまいそうな…。
ぜひ10月中旬に歩いてみたい道です。
(11:44)
思わず熊鈴を鳴らしてしまう場所でした。
鳴らしちゃうとマタギの方々に怒られてしまいます。
(11:46)
熊合せから山頂までは急登&岩場トラバースの道。
道が濡れてる時は要注意です。
急登をこなすとパッと稜線へ出て、すぐに山頂!
尾根は雨があがってましたが稜線付近は小雨、こんな天気なので誰も居ずでした。
僕もさっさと先へ進みます。
(12:44)
標高1500mは紅葉の見ごろ?
視界が悪く、半径20m以内の情報によるとどうやら綺麗なようです(笑)
(12:55)
鬼ヶ面山へ向かう道は、最初の道は浅草岳の名の由来のとおり湿原の木道。
天気が良ければさぞ景色なんでしょう…。
(12:59)
鬼ヶ面山への縦走路はどうやら崖っぷち?
間違っても崖の方に転ばないように気をつけて歩きます。
森林限界ではありませんが、木々は背が低いので景色は見渡せそうです。
(13:13)
いったいこの稜線、どうなってるんでしょう…?
とにかく切り立った崖の縁を歩いてることしか分からない稜線を進みます。
浅草岳→鬼ヶ面山縦走の場合、各ピークの登りは直登できついですが下りは穏やか。
縦走するなら南へ歩く方が良さそうです。
(13:24)
たまに崖までのクリアランスが無い道もあるのでほんと気をつけて。
この道、雪が積もって雪崩れて無くならないんでしょうか…?
(14:31)
鬼ヶ面山の山頂は木々に囲まれた山頂でした。
相変わらずの雨に休憩する気も起きず、さっさと先へ。
稜線は標高を下げて1100m、ようやく雨も上がり。
静かな稜線を歩いてこの反射板?にパッと出たときの何とも言えない感情は…。
(15:03)
更に標高を下げると六十里越の旧街道へ。
いくらこんな山奥の街道とは言えマイナー登山道とは規格が違います。
歩きやすい道を歩けばすぐに国道の登山口へ。
(15:23)
6時間ぶりに自転車のもとへ。
この自転車で新潟を走るのは平標山以来、福島県を走るのは会津駒ケ岳以来です(笑)
(15:42)
トンネルを抜けてもちょっと上り、それから只見沢登山口まで下り。
途中見える浅草岳方面は相変わらず雲の中でした。
(15:53)
只見の町で、味付マトンケバブ。
17時まで営業してるので登山終わりでも食べられます、美味しかったのでぜひ!
(16:44)
気になってた無雪期浅草岳、天気は残念すぎましたが、それでも楽しく!
5割くらいしか景色が見えてませんでしたが、また行かなきゃ!ってなる山でした。
関東からだと北アルプス並に遠い山ですが、標高の数字以上に良い山だと思います。
それではまたー!
山行時間…5:27
歩行距離…13.10km
消費カロリー…2278kcal
獲得標高…↑1337m ↓1133m