2023シーズン初のBCは平標山へ

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今シーズンのバックカントリー滑り初めはいつもの平標山へ。

 

去年の平標山BCは残念ながら吹雪で満喫できず、リベンジしたい欲が高いままシーズンが終わってしまい。

この日は前々日から天候がよく、歩きやすい雪になってるだろうということで行ってきました。

 

ルート:元橋登山口→ヤカイ沢→平標山→2021m標高点→平標山→ヤカイ沢→元橋登山口

 

元橋登山口からスタート。

いつもの林道は1月だとまだ積雪が少ないのでまだ歩きやすく。

(08:54)

 

トレースはばっちり。

これもまた良い天気が続いてトレースが出来てると思って来たので狙い通り!

スノーシューなので長距離ラッセルは無理なのです。。

夏道の平元新道へ向かう林道からヤカイ沢に入り、いざ!

(09:03)

 

標高1300mくらいになると木がまばらになる箇所が増えて、目の前には白銀の平標山!

気分は高まりまくりですが、まだまだ先は長い。

(09:32)

 

標高1500mくらいで沢から斜面に取り付き。

振り返ると松手山の尾根が真っ白!

今までの平標山BCでは3月か4月だったので雪崩れて地肌が露出していましたが、この時期はまだ雪崩れないんですね。

(10:06)

 

標高1650m、ようやく開けた景色に!

いつもより西側で尾根に出てみましたが、普段通り沢地形を直登したほうが早そうでした。

(10:23)

 

雪が付きにくいらしい標高1700mあたりの主稜線直下はこの日も灌木が出てました。

でも、いつもならカチカチなところが柔らかいので今回は降りやすそう?

(10:32)

 

主稜線に到達!

山頂まであと少しですが、結局休憩無しで歩き続けちゃったので流石にお疲れモード。。

(10:49)

 

歩き始めから2時間で登頂!

トレースのお陰で良いペースでした。

風が吹いてて寒かったですが、景色を見ながらできるだけのんびりパンを食べて……

(11:27)

 

いざ仙ノ倉山への稜線を滑走!

このスケール感と展望、たまりません。。

滑走自体はシュカブラでゴツゴツ(笑)

 

平標山と仙ノ倉山の鞍部まで、標高差も大してない数ターンで終わる斜面でしたが、今シーズンまず一本目!

(11:41)

 

仙ノ倉山の一つ手前のピーク、2021m標高点までハイクアップ。

歩く距離を縮めたくてトラバース気味に滑ったので登山道からは外れて、踏み抜き多発。。

(11:58)

 

天気予報通りなんですが、平標山では広がっていた綺麗な青空がどこへやら、高曇りになってしまい。

(12:03)

 

エビス大黒の頭

2021m標高点に到着。

谷川連峰主脈の大部分は仙ノ倉山に隠れて見えませんが、エビス大黒の頭がかっこよく!

仙ノ倉山へは…スキー的には往復するのは美味しくなさそうなので引き返し。。

(12:14)

 

平標山より37mだけ高いピークですが、ちゃんと平標山を見下ろす景色になってくれて。

奥のスキー場は苗場、最高地点の筍山で標高1790mなので低く見えます。

(12:15)

 

また鞍部まで滑り。

滑ってトラバースして、また滑って…でしたが、やっぱり大斜面を滑りたいな?

贅沢ですけど。。

 

雲が厚くなってきたようで、寒々しい景色の稜線に。

稜線で遊んでるうちに平標山頂に人も居なくなったようですし、自分も下山に向かいます。

(12:57)

 

平標山に戻ってきました。

今度は大斜面、平標山の家方面へ!

(13:13)

 

この谷地形、最高に楽しすぎですね……

何回滑ったら飽きれるんでしょ?

谷を右往左往していたら途中でGoProが下Gに負けて下向いちゃいました。。

 

標高差300mくらいを滑り降りて、シュプールを見返し。

天気が良ければもっとくっきり見えたんだろうに、残念。。

標高差300mもあると何回も滑れず、大回りでがーっと滑るか小回りで堪能するか、悩ましい……

(13:24)

 

さっきまでいた2021標高点方面。

こちらを下って平標山の家へ向かうのも楽しそうですねえ。

(13:27)

 

で、稜線に戻るとノートレース!

ちょっと外れるとまったく人が入っていない日の平標山なのでした。

ノートレースとはいえ沈むのは脛下くらい、登り返す標高差も100mだったから良かったものの。

(13:40)

 

ヤカイ沢の登り口に使われる尾根から下ります。

しばらくはブナの疎林で滑りやすいものの、この日はもう重パウな感じで。

かなり修行系でした。

(14:07)

 

標高1500mくらいまで下るともう足はパンパンに!

ここからが大変なのに、足が終わるのが早い。。

 

ホントの修行は標高1400m以下の河原でした。。

まだ1月とあって積雪が多いわけではなく灌木が多め、しかも雪が重くてターンが大変!

パンパンになった太もものために何度も休憩しつつ、途中で谷底より片斜面を滑る方が灌木が少ないことに気付いてからはスムーズに降りれました。

(14:23)

 

今シーズン初のバックカントリー、景色はそこそこ、滑りは満喫の平標山でした。

獲得標高は1393mと1回のバックカントリーでは最高記録となり、みっちりでした。

山頂から平標山の家までの斜面を飽きるほど滑れるよう体力増進に努めます(笑)

それではまたー!

 

山行時間…6:08

歩行距離…14.56km

消費カロリー…2568kcal

獲得標高…1393m