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平標山で初、バックカントリースキーをしてきました。
今までほぼ樹林帯の三国山でしかバックカントリーはしたことありませんでしたが、
ヤカイ沢ルートを歩いてみて、尾根を降りるなら雪崩の心配も無さそうということでやってきてしまいました。
10日前に歩きに行ったばかりなのにバックカントリー欲に我慢できず…。
ルート:元橋登山口→ヤカイ沢ルート→平標山→ヤカイ沢ルート→元橋登山口
R17沿いのスペースに車を停めて、いざスタート!
板はザックに括り付け、スキーブーツとスノーシューで歩きます。
(08:17)
平元新道への林道を少し歩いて、ヤカイ沢ルートへ向かう枝道を進んで河原へ。
スノーシューは除雪終点から付けて歩けました。
スノーブーツは歩きやすいとは言ってもゲレンデブーツなので、そのままだととても歩きにくく。
スノーシューを付けた方が歩きやすいです。
(09:18)
河原を振り返って、なかなかいい景色!
ちなみに今回、スタートは先頭でした。
広々とした河原に跡を付けるだけで楽しいです(笑)
(09:21)
標高1350mで尾根に取り付き。
森林限界のエリアが見えてはいますがまだまだ遠い…。
…今回、登山的には普通に尾根に取り付きはしたものの、藪が濃かったり急登だったりで尾根の真上を歩くことは少なく結構巻いて歩きました。
このルートはもしかしたら河原をしばらく進んでしまってもよかったり…??
(09:31)
標高1600mくらいで追いつかれて、先頭交代。
スノーシューの沈み具合は10cm~15cmくらいですが、トレースが付くだけで楽さが全然違います。
今回は滑りメインなので歩きは楽でいいのです。
(10:38)
標高1600mを越えると低木が多くなり見晴らしはよく。
谷間の支尾根ルートなので視界がパーッと開ける訳ではなく、そういう意味では松手尾根ルートの方が歩いてて楽しいと思います。
ただ、松手尾根は急登なんですよね、ほんと…。
(10:52)
標高1700mを越えて、主稜線がすぐ右に。
右の谷を滑ってみたいなーと思いつつ、さすがに森林限界超えの谷を滑るのは気が引けます。
あくまで尾根スキーヤー(笑)
(11:11)
標高1850mで稜線に合流!
予報では晴れそうでしたが山頂付近は雲の中、時間稼ぎも兼ねて稜線を一本滑ることに。
とは言っても稜線に木が生えてるところくらいまで…。
あんまり下っちゃうと楽しいんですけど登り返す気が失せます。。
(11:24)
山頂はこんな感じで、見えてませんでした。
下から見る分には青空が濃くてとても綺麗。
(11:32)
装備をセットしていざ!
斜面見るだけで分かります、最高!
(11:43)
あっという間に降りてきてしまいました。
右側が僕のシュプール。
昨日雪が降ったので来たものの、今日の気温が高くて雪は重くなってしまいました。
それだけは残念。。
(11:55)
登り返してきました。
下りは一瞬、1分くらいだったのに登りは何分掛かったことやら…。
でも最高の瞬間を味わうなら何分掛けて登っても!
(12:17)
山頂まで行かずに休憩してたら山頂に人が見えて、すぐ近くだったので、板持って空荷で来てしまいました。
山頂は風びゅんびゅんで視界もなく、写真だけ撮ってささっと滑ります。(笑)
(12:40)
ザックを回収していざ滑り!
尾根上部はカリカリ&吹き溜まりの段差で降りるのが大変でしたが、ブナ林に入ってからは重めながら快適な滑り。
(12:51)
たった10分で稜線から河原へ降り。
登りは2時間掛かったんですが…。
快適と思った雪も、段々と重くなり、曲がるのも止まるのも大変に。。
樹間もそんなに広くなく、スノーシューに切り替えました。
雪はまだまだあって滑り降りれただけに残念…。
(13:10)
スノーシューでのんびり下って登山口へ。
この区間も滑れたらどんだけ早かったことか…
早く下山したいわけじゃないんですが(笑)
野菜直売所を目当てに昭和村へ。
気温が高く、視界は良くなく、それでも望郷ラインはいい景色!
野菜はあんまり売ってませんでした、残念。。
(15:00)
平標山バックカントリー、最後は残念でしたが大満足でした。
稜線を滑るのほど気持ちいいスキーもありません!
…いや、雪質最高の日に滑るのには負けるかもしれません(笑)
来シーズンは雪ふっかふかのタイミングで来たいと思いつつ、トレースが無いととても登りきれないような…?
それではまたー!
山行時間…5:25
歩行+滑走距離…11.40km
消費カロリー…2584kcal
獲得標高…1118m