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平標山でバックカントリーをしてきました。
去年、初めて平標山でバックカントリーをしましたが、バックカントリー用ザックを持ってないので荷物(主にスキー板)の装着が大変でした。
が、今まで使ってた40Lザックの樹脂バックルが壊れてしまい、年季も相当入ってたので買換えしよう、折角ならバックカントリー用を買って1泊テント山行にも流用しよう、ということに。
で、買ったので早速行ってきました。
ルート:平標登山口→ヤカイ沢→平標山→ヤカイ沢→平標登山口
平標登山口から、いざスタート。
林道の除雪終点からスノーシューで山頂を目指します。
今年の積雪はこんな感じ、3月中は問題なく滑って降りられそうです。
と思っていましたがもう3月末になってしまいました。。(笑)
ちなみに今回は雪が緩むのを期待してそんなに朝早いスタートはしませんでした。
(09:12)
夏道の林道を逸れてヤカイ沢の河原へ。
目の前にはどーんと横たわる平標山!
標高差はそこそこあるのでまだまだ、といった見た目です。
(09:40)
前回はトレース無く標高1350mで右の尾根に乗りましたが、今回はトレースに沿って。
尾根に乗るとトラバースが多く歩きにくく、谷筋を歩いたほうが全然良かったです。
(09:56)
標高1600mくらいで谷から尾根へ、斜面を直登。
雪はテカテカ、緩んでくれないとこの斜面を滑るのが修行になりそう…。
(10:21)
尾根に登ると森林限界を超え。
斜面は灌木で歩きにくい印象だったので尾根のてっぺんまで行ってみると、雪庇にクラックが走ってて歩けなさそうだったので灌木の斜面を歩くことに。
(10:41)
この間買ったバックカントリー用ザック、オスプレー キャンバー42です。
板の取り付けが普通のザックに比べると楽で、行動しやすくなりました。
背中に接する部分がメッシュじゃないので、暑い時期は蒸れて使いにくいかもしれません?
(10:50)
松手尾根は大きく雪崩れて土が露出していました。
こんな派手に雪崩れてるのは初めて見ましたが、今年の積雪はそんなに多かった…?
(11:02)
尾根から主稜線に登り上げて、山頂まではあと少し。
今回は青空の中滑ることができそうです。
(11:13)
登頂!
普通のザックに比べて板の固定がしっかりしてるので歩きやすく、体力的にも余裕がありました。
(11:39)
仙ノ倉山方面。
この後主稜線を2回登り返して滑りましたが、こっちの方に少し滑ればよかったような…。
(11:48)
松手尾根と奥に苗場山。
バックカントリーではこっちの尾根を使わないので歩かなくなりました。
(11:49)
山名板の下に落ちてたエビの尻尾。
(11:50)
それではいざ!
写真は2回目の滑りです。
主稜線を2回登り返して滑ってました。
(13:06)
2回目の滑り。
良いシュプールが描けました。
雪は山頂部は凍ったままでしたが、ちょっと下るといい感じに緩んで滑りやすく。
バックカントリーで初めていい感じの雪質に出会えて大満足!
(13:21)
帰りはヤカイ沢を滑って。
登り2時間掛かったのが下りは10分(笑)
滑りメインだとしたら恐ろしくコスパが悪いですが、登りに来たと思えば下りも楽しく!
(13:51)
林道の除雪終点まで無事、滑り降りました。
標高を下げると重雪になりましたが、ゆっくりゆっくり滑って。
おかげで太ももがパンパン!
滑るときもザックはしっかりフィットして滑りの邪魔にはなりませんでした。
(14:07)
で、滑りの動画がこちら。
写真は被りまくりです。。
三国山も含めると3回目のバックカントリー、満足の滑りができました。
景色も良く、雪も良く!
バックカントリー、必要なのは体力ですねえ。
美味しいところを何度か滑るには何度か登り返す余裕が必要です。。
それではまたー!
山行時間…5:36
消費カロリー…2215kcal
獲得標高…1295m