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雪に覆われた志賀草津道路周辺でバックカントリーをしてきました。
一緒にスキーに行くサークルの後輩がバックカントリーに興味があり、でも道具が無い…ということで道具レンタルができるガイドツアーに行くことに。
ガイドさんとは色々と話した結果、たまたま志賀草津道路周辺でのバックカントリーとなりました。
ルート:万座温泉→山田峠→2087.7m点→山田峠→万座温泉
今回ガイドをお願いしたのは野反湖うらやまガイド・山雨海風さん。
もともとはかぐら周辺でガイドできるところを探していたのですが見つからず、普段からブログを見ていたここのガイドさんに話をしたところ、プランニングしてくれたのでお任せすることに。
まさかの万座でのバックカントリーとなりましたが、縁があるところではあるので楽しみ楽しみ。
(09:03)
万座温泉スキー場の閉鎖されてしまったゲレンデを横切って、万座から山田峠への登山道のある尾根を登っていきます。
とはいえどこに登山道があるのかは全く分からず。
後輩はバックカントリーが初めて(かぐらのサイドカントリーのみ)、スノーシューも初めてと初めて尽くしですが、自転車サークルのメンバーだったので体力的な信頼があるのがいいところ。
(09:31)
標高2000m弱まで登ると森林限界の様相。
スタートが標高1750mだったので、たった300mも登らずに森林限界の世界へ、なんとコスパのいい!
ガイドさんは頻繁に細かく休憩を入れてくれて、こんなフルーツをいただいたり、スポンジケーキをいただいたり。
フルーツ、山歩きの時に用意してもいいなぁと思いつつ。
(09:51)
山田峠の西側にある標高2120mちょっとの小ピーク(坊主山と言っているそうで)に到着、まずは東側へ1本目。
たまに雲に巻かれつつの様子見の1本でしたが、この開放感は最高すぎて!
(10:44)
登り返して2本目へ向かいます。
自転車でこの辺りを走ったことがあると話していると、じゃあ道路に沿って進みますか、と。
行ってみると、志賀草津道路の例年5月ごろに雪壁になっている区間はものすごい吹き溜まり!
降りてみると吹き溜まりの高さは5mほど、地面からだと6mくらいはあるんじゃないでしょうか?
(11:37)
徐々に雲が抜けてきて、展望が得られるように。
が、タイミング悪く雪壁あたりからの滑降は視界がそこまで良くなく、雪面のうねりがまったく分からず。
ちょっとしたうねりにふらふらしつつ、大斜面にシュプールを刻みました。
(12:07)
坊主山に登り返して、まだ体力があったのでもう1本おかわりして。
陽が当たってきたので雪はだいぶ重くなりましたが、この景色の中滑れるんじゃ文句より歓声が上がります(笑)
(13:36)
再度坊主山に登り返して、すっきり見えるようになった横手山を拝んで。
こんないいエリアだとは思いもしませんでした、これはまた来ることでしょう!
なんて言ったってお手軽!
(13:50)
万座温泉への下りは行きと同じ尾根を下って。
最後はこけたら温泉の流れる沢にざぶんといってしまいそうな斜面をトラバースして。
バックカントリー、もちろん森林限界上の大展望を滑れるのは魅力ですが、尾根をくねくね滑るのもゲレンデには無い楽しさ。
(14:24)
行きに集合した道の駅八ッ場ふるさと館で解散。
奥のハイラックスで送迎してくれたのでした。
メールで車種を送ってもらってはいたものの、それでもまさかこのハイラックスが来るとは(笑)
(15:28)
初めてガイドさんとの山遊びをしましたが、さすがガイドさん!
僕が他の人を連れて山へ行くのとは、連れていかれる側の気分がだいぶ違うと思います、さすがプロ。。
バックカントリーも柔軟にプランを考えてくださり、大満足の滑りでした。
……僕も今度人を連れて歩くときはフルーツを持っていくことにします(笑)
それではまたー!
山行時間…5:45
歩行滑走距離…9.78km
消費カロリー…1861kcal
獲得標高…782m