湯ノ丸山でお手軽バックカントリー

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湯ノ丸山で初めてバックカントリーをしてきました。

湯ノ丸山といえば登山口の標高が高くて展望よく、夏の避暑登山にうってつけ……

なんですが、冬はバックカントリーをしている記録がちらほら。

何度か行っている縁のある山なので、バックカントリーもしてみることに。

ルート:湯ノ丸スキー場第1ロマンスリフト→湯ノ丸山→湯ノ丸スキー場

 

湯の丸スキー場で回数券を買って、第1ロマンスリフトの山頂駅からスタート。

山頂までは1.4km、標高差は250mと、あっという間に着きそう。

(10:45)

 

しかも序盤の600mは平坦、湯ノ丸山が眼前に。

滑るのは右側のオープンバーン。

(11:05)

 

青空と曇り空が移り変わる中、湯ノ丸山山頂へひと登り。

気温は-10℃程と極寒、おかげで霧氷が綺麗に!

(11:14)

 

今回は2人。

湯ノ丸山自体は初めてではないとはいえ、バックカントリーとしては初めての山に人と行くのはちょっと緊張するところでした。

(11:51)

 

南峰に登頂!

風は少しある程度でしたが寒いので、一旦下ってから休憩することに。

山頂は雪付きが悪かったので北峰との鞍部まで歩いてから滑走することに。

(12:02)

 

いざ1本目!

鞍部から滑り出すと上部は開けた1枚バーン、下部はシュートでした。

ちらほら笹やら枝が出てるのが気になりますが、やっぱり雰囲気は最高!

 

滑り降りて振り返りの1枚。

滑ってる時も思いましたが、このシュートはなかなかの勾配で!

初めてのバックカントリーにいいのかなと思ってましたが、登り返すとなると大変そうな……

(12:22)

 

自分達は雪は良かったのでもう一本ということでおかわりに登り返します。

予想通りこのシュート状の斜面、きつめな勾配とふかふか雪で登るのが大変(笑)

かなり苦戦したラッセルとなりました。

(13:20)

 

シュート状の地形を越えると勾配は緩やかに。

一枚バーンの雰囲気は最高でした。

(13:22)

 

2度目は北峰からの滑走を目指して、シュプールより北側を進みます。

この日は登山者はいましたがバックカントリーは自分達だけ、この斜面は貸し切り!

(13:25)

 

北峰に到着。

湯ノ丸山だけ晴れているようで、周りの山々はなかなか見えることなく。

(13:42)

 

準備していると西隣の烏帽子岳だけなんとかチラ見え!

稜線を歩く分には展望のある山ですが、バックカントリーには向かなそう。

(13:50)

 

2本目!

北峰から滑るとシュートにはならず、ずっと同じような斜面を滑れました。

雪質は表面はパウダーですが、すぐ下に硬い層があるので底無しパウダーってほどではありませんでした。

でもこの霧氷と展望の中を滑れるんですから、文句なし!

 

1枚バーンを滑って標高1950m付近からトラバース、登山道のある尾根に戻りました。

 

標高差が小さい山なので、滑り降りるとあっという間にスタート地点に戻り。

滑ったバーンを振り返ると、1本目が左から2つ目のシュート、2本目は右側のオープンバーンでした。

どちらも楽しかったですが、こう見ると2本目の北峰から滑り降りるのが良さそう?

(14:39)

 

最後にリフトに乗った分、ゲレンデを滑って終わり。

圧雪コースの滑りやすいこと!(笑)

 

気になっていた湯ノ丸山、標高差が小さくまさにお手軽でした。

多少の冬型なら天気も期待でき、リザーブとしては良い選択肢ではないでしょうか。

バックカントリーの醍醐味?な雄大さはありませんが……

それではまたー!

 

山行時間…4:13

歩行距離…5.51km

消費カロリー…1325kcal

獲得標高…↑554m ↓675m