真っ白八ヶ岳・横岳


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八ヶ岳のナンバー2、横岳に行ってきました。

八ヶ岳は2年前に行った権現岳以来。
しかも権現岳が未だに登った中で一番標高の高い山で。
わざわざこんな時期に標高の更新をすることになるとは。な登山でした。

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家を3時に出て、上信越道経由で長野へ向かいます。
麓、南牧村では‐16℃!
(05:55)


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6時30分から歩きはじめ。
杣添尾根を歩きます。

30分くらいは別荘地の中をのんびり歩き。
…枝が雪で垂れ下がってて歩きにくく( ´Д` )
(06:53)


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ようやくお目にかかります、八ヶ岳
歩きはじめは木々の間から真っ赤に染まった姿が見えていたのですが、
なかなか開けたところに出ず、ようやく見えたころには真っ白な姿に。
(06:57)


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1時間半で中間点!
…ここまでひたすら樹林帯、写真は3枚しか撮ってませんでした(笑)
ここからちょっと歩くと楽しくなってきます。
(08:02)


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だんだん木々が細く、低くなって。
ちらっと富士山!
(08:09)


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もう、こうなってきたらわくわくが止まりませんヽ(´ω)ノ 
(08:31)


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枯木帯、吹き溜まりで全然進みませんでした。
で、ワカンの出番!
初めての装着で手間取りましたが、アイゼンとセットで歩きます。
(09:03)


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ワカンを付けてたった10分で森林限界
どっしりとした山容の横岳が目の前に広がります。

枯木帯とは打って変わって、森林限界上は氷の世界。
たまに踏み抜きはありますが硬い雪の上を歩きます。
…指が( ´Д` )
(09:13)


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近づくにつれて斜度がきつくなっていきます。
八ヶ岳のナンバー1、赤岳もすぐ隣!
(09:36)


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足跡は付かず、アイゼンの穴だけ残るような硬さでした。
ストックからピッケルに持ち替えて、踏み外さないように慎重に。。
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振り返ると遠く別荘地と畑が。
雪歩きですが、2時間半も歩けば結構進むもんです。
(09:37)


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尾根を上り切って、八ヶ岳の主稜線へ!
横岳まではあと10分、短いながらも稜線歩きです。
(09:51)


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杣添尾根と主稜線の交差点は三又峰、2825m。
ピークに立つとこんな景色!
左が八ヶ岳主峰の赤岳2899m、右側がナンバー3の阿弥陀岳2805m。
(09:53)


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反対側はすぐ近くに横岳、向かいの平らな山容は硫黄岳2760m。
(09:53)


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赤岳をアップで。
赤岳頂上山荘と記念撮影?をしてる人が。
一体どうやってあんなところに建物を建てたのか、不思議でなりません(笑)
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横岳へ。
途中には2か所はしごが。
アイゼンを付けてるとちょっと気を使いますが、特に問題なし。
(10:16)


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杣添尾根を登ってくる2人組。
傾斜は30度ほどでしょうか?
(10:23)


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横岳登頂!
標高は2829m、日本で56番目に高い山です。
(10:23)


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頂上から南を見ると、左から富士山、南アルプス中央アルプス


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北は美ヶ原、霧ケ峰、蓼科山
この日は弱い冬型で、北の山々は雲に覆われてました。


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…日差しはとても強いんですが、気温は-13℃ほど。
風が吹くと体が冷えます。。
(10:34)


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絶景は絶景ですが、寒いことに変わりはないので下ります。
下りは上りほど高度感を感じることなく。

森林限界ギリギリまで下ると風が無く、ピクニック状態だったのでひと休憩。
(11:17)


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さらば、横岳。
次は泊まって縦走しに行きましょう!
(11:29)


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無事、登山口に戻って。
車で少し下ってまた振り返り。
(12:59)


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帰りも上信越道方面で帰ります。
r2は浅間山へ向かって真っすぐ走る良さげな道でした。
(13:35)

真っ白な山と爽やかな青空、素晴らしい雪山歩きができました。
稜線から見る赤岳と阿弥陀岳のかっこよさといったら!

ただ、思った以上に寒くて。
この標高で風が強かったら途中棄権でした。
ちゃんとしたダウン?ハードシェル?を買わないと、でしょう。。

今年の厳冬期登山はこれで終わり、こんな景色はきっとまた来年。
来年はどこの山に登ろうか、今から楽しみです(笑)
それではまたー!

山行時間…6:01
歩行距離…9.1km