巻機山で純白の絶景を1人占め part1


2/22

厳冬期の巻機山で長い長い雪歩きをしてきました。

上越国境の山々、谷川岳以外はどこも標高差が大きく。
平標山、浅草岳、守門岳…1000m
巻機山…1400m
越後駒ケ岳…1650m

標高差1400mなんて夏山でもなかなか歩きませんが、一度巻機山に行ってみたく!
この日の週はあまり降らなかったので雪が締まってそうだと思い、行ってみました。


イメージ 1

冬はR291、清水集落から山歩きスタート。
夏の登山口までは田んぼ?畑?荒地?な場所を歩きます。
ちなみにこの日はスノーシューで。

この日は天気好転の予報、しばらく我慢です。
(06:14)


イメージ 2

井戸尾根コースをひたすら登ります。
途中にある井戸の壁で一番きついところはスノーシューで登れず、ツボ足で歩くことに。。
標高100m上げるのに30分以上掛かってしまい。
(07:44)


イメージ 3

壁を超えると霧氷地帯に!
そして開けてきそうな雰囲気!
(08:02)


イメージ 4

標高1150mで稜線に!
パーッと広がる白銀の景色!
素晴らしすぎますヽ(´ω)ノ 

にしても先は随分長そうな。
さすがに標高差1400m!
(08:07)

ちなみにこの日も金峰山に続いてトップ、ノートレースで歩いてました。
登山口から山頂まで絶景を1人占めでした。


イメージ 5

お土産をいただきつつ歩きます。
この生もみじ、生地がもっちもちでとても好み!
広島に行く機会があったら自分用のお土産に…。
(08:13)


イメージ 6

振り返ると谷川連峰の峰々!
奥の方はまだ雲が掛かってますが、これから取れることを祈りつつ。
ちなみに雪はぜんぜん深くなく、歩きやすかったです。
これが雪が深かったり重かったりしたらとても先頭で歩き続けは出来ないでしょうね…。
(08:24)


イメージ 7

スキー場でも足跡はたくさん見ますが、実物を見るのはまだ2度目です。
まさかの出会いにびっくり、先頭を歩いててラッキーでした!

しばらく同じ方向に登って行って、降りたくなったのかものすごい勢いで下っていっちゃいました。
あの勢いで下れたら下山あっという間だなぁ…と思いつつ(笑)
(08:32)


イメージ 8

ブナの疎林が霧氷で輝いてました!
もう、森林限界の景色なんか見なくてもお腹いっぱいで。
濃い青空とふわっと付いた霧氷のコラボレーションは最高…!

この景色の中を1人トレースを付けていく、たまらなく最高な時間でした。
(08:44)


イメージ 9

標高1450mくらいから森林限界
のっぺりとした山容で歩きやすそうですが、あの稜線に上がる手前は結構急登でした。
(08:59)


イメージ 10

自分のトレースを振り返り。
登りながら何度も振り返っちゃいました(笑)
(09:06)


イメージ 11

急登の手前から。
標高が上がり、雪質がだいぶカリカリになってきました。
結局急登のところ(右側)はスノーシューで登りきっちゃいましたが、アイゼンに変えた方がよかったです。
(09:09)


イメージ 12

急登を登りきって…9合目!ニセ巻機!
ここに来るまで山頂が見えないんですよね、
知らずに来てたら(そんな人少ないでしょうけど)多分かなりショックです(笑)
(09:52)


イメージ 13

ニセ巻機山から随分下りて、また自分のトレースを振り返り。
この景色に自分の存在だけを刻めるんです、何度だって見ちゃいます(笑)

尾根の右側、1ヶ所もこっとしてるところが避難小屋で、2階建てだそうですが埋もれてました。
(10:09)


イメージ 14

山頂のある稜線まで登り返せばあとは最高の散歩道!
純白の稜線歩きですヽ(´ω)ノ 
(10:24)


イメージ 15

去年、朝日岳の北側のジャンクションピークから見た稜線を反対側から眺めます。
残雪期のみ歩かれるようですが、登山道はできないもんでしょうか。。
この遠くまで続く稜線を眺められるのが良かったです。
稜線好きにはたまりませんヽ(´ω)ノ 
(10:36)

あまりに景色が良くって写真がたくさんなので次に続きます!