冬の谷川岳でひとり 2日目


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冬の谷川岳肩の小屋ひとり泊の2日目です。

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おはようございます。
目覚ましで起きて、しばらくシュラフの温もりに埋もれながらなんとか起床。
日の出は5時過ぎ、さっさと用意して山頂へ!

小屋のドアを開けるとこの絶景がお出迎え。
(04:55)


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朝焼けが始まった谷川岳トマの耳。
カメラを持つ手が寒いですが、刻々と変わりゆく風景にシャッターが止まりません!
(05:02)


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おはようございます!

山頂に到着して、景色を見るためにぐるぐるして、10分後。
尾瀬笠ヶ岳の隣からの日の出でした。
(05:13)


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上の方から染まっていく西側の山々。
この赤さは雪山ならでは!
(05:14)


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谷川岳のモルゲンロート!
(05:18)


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昼らしくなってきました。
谷川連峰主脈を覆う影は谷川岳のもの。
(05:24)


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日の出タイムが一段落したので朝食を作りに小屋へ降ります。
途中すれ違ったスノーボーダーさん!
もちろんこんな時間にロープウェイは動いてないので、何時に歩き始めたのやら…?
(05:42)


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水が少なくなったので雪から水作り。
冬山は日帰りか営業小屋のみだったので、初めて作りました。
1Lくらいなら意外とすぐに作れるものなんですねえ。
これが3Lとかになると大変そうです。
(05:54)


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ご飯を食べて、荷物をザックに詰めて、メインのザックはデポしてまた山頂へ!
昼の景色を楽しみに向かいます。

小屋、お世話になりました。
立地のいい、泊まり甲斐のある小屋だと思います。
(07:34)


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トマの耳から、谷川連峰馬蹄形の対岸、朝日岳方面。
白毛門の斜面は毎年クラックができるようで、あまりこちらに足は伸びなさそうな。。
(07:38)


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手前のちょこんと出てる棒がオキの耳の山頂看板、奥はトマの耳。
この雪の左側は崖の上、お気を付けて。。
(07:58)


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奥の院へもトラバースですが、雪が柔らかければどうということはなく。
厳冬期のカチカチな感じだと怖いかもしれません。

奥の院の鳥居は半分は雪に埋もれてますが、なんとかくぐれました(笑)
(08:00)


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一ノ倉沢。
GWになっても3mくらいの雪壁になってますが、それも納得の積雪量でした。
上から見るとトイレが見つからず、もしや埋もれて…?
(08:05)


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頂き物のカントリーマアムを食べつつ、のほほんと景色を眺めて。

一ノ倉岳への稜線はここから見ると普通に歩けそうで、
距離もそれほど無いので行けちゃうじゃ…?
と思いましたが、ぐっとこらえてのんびりすることに徹します(笑)
(08:10)


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左、越後駒ケ岳と右、中ノ岳。
手前のいかにも雪たっぷりな山々もこのあたりらしくていいんですよね。
(08:32)


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奥の院でぐだぐだして、トマの耳でぐだぐだしてると、
ついに日帰り組先頭が!
14時から18時間、僕の山となっていた谷川岳もみんなの谷川岳に。(まさかの1人来ましたけど)
(08:58)


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人が写るとより恐ろしいオキの耳の雪庇。
あれが落ちる瞬間は遠くから見てみたい気が…?
(09:12)


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ザックを回収に小屋へ…まだぐだぐだ(笑)
そりゃこんな景色でまだこんな時間、ゆっくり景色を眺めずにはいられません!

いざ行こうとするともうちょっと…ってなっちゃいます(笑)
(09:29)


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小屋の前でも30分ほどぐだぐだして、ようやく下山へ向かいます。
さすがは谷川岳、他の雪山であまり見なさそうな人の列が!
下山口は見えてますし、距離的には気楽な下山です。
(09:57)


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途中見えるマチガ沢は…滑れそう?
滑って下山で来たらさぞ早いことでしょうけど、雪崩が怖すぎです。。
(10:03)


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天神平スキー場はスノーボードのイベントをやってました。
降りてしばらく眺めてましたが、数人はとんでもないジャンプをしてて見てるだけでも楽しく!
(10:38)

ロープウェイで下山してまず温泉へ。
泊まりの山歩きの後の温泉ほど気持ちいいものはありません!(笑)


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車内の映り込みで色が変ですが、前橋は桜が満開でした。


念願の冬の谷川岳肩の小屋泊、まさかの一人で満喫でした!
景色も山の時間も、冬山になってもとても素晴らしく。
これをやってしまうと日帰りの山歩きがさくさく終わっちゃって勿体ないんですよね…。
山に行って何もしない時間を過ごす贅沢、、早く夏にならないかな(笑)

雪山はこのあたりで終わり。
今シーズンもとてもとても満喫させていただきました。
それではまたー!

山行時間…3:15
歩行距離…4.2km