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谷川連峰は白毛門〜蓬峠〜谷川岳〜万太郎山〜平標山でちょうど4等分できる稜線、順繰り順繰り歩いていますが、しばらく歩いてない谷川岳から蓬峠が歩きたくなり。
ルート:土合橋→西黒尾根→谷川岳→一ノ倉岳→茂倉岳→武能岳→蓬峠→蓬新道→土樽駅(CT11:35)
紅葉真っ盛りな土合橋からスタート。
ここから一ノ倉沢までハイキングするだけでかなり満足出来そうな紅葉具合でした。
(06:57)
西黒尾根へ!
前回歩いたときは天気がそんなに良くなく…今回予報は晴れなので期待しましょう!
(07:08)
標高を上げると紅葉はすぐに終わり、枝から奥の景色が透けて見えるように。
透かして見ても迫力の谷川岳が迫りつつ。
(07:41)
さくっと森林限界の世界へ!
序盤は鎖場、岩場が連続、大人のアスレチックを全身使って進んでいくのが楽しいんです。
(08:12)
北を見るとこれから歩く蓬峠のあたり。
このときはまだ雲に覆われていましたが、次第に雲は切れていきました。
あんな遠くまで森林限界上の縦走ができるんだからたまりません!
(08:24)
前回歩いた鉢伏山はそれはそれで素晴らしかったですが、ここは別格!
この日は晩秋ならではの快晴、風もなく穏やかで気温は低めで行動しやすく、文句無しすぎて。。
(08:51)
天狗岩。
ここ最近は雨が少なく岩場もカラカラ、濡れていたら滑りまくる蛇紋岩もこの日は全く気にならず。
(09:04)
天神尾根と合流。
この時間ではロープウェイ組はまだ、西黒尾根からの人か山小屋泊の人しか居らず混雑はしてませんでした。
(09:22)
肩の小屋と谷川連峰主脈、この稜線は見たら歩きたくなる良い形!
今回は久々の蓬峠へ向かいますが、次はこっち?
(09:23)
トマの耳からオキの耳と、これから歩く一ノ倉岳、茂倉岳を望みます。
凄いところを歩くなあ……
(09:28)
オキの耳!
山頂は人が多かった(当社比)ので移動することにして。
(09:38)
奥の院のちょっと奥で休憩にしました。
一ノ倉岳方面に向かうとコースタイムが伸びるので、この日も見た感じ数組しか向かってないようでした。
(09:56)
久々の一ノ倉岳への稜線、なんと5年ぶり!
標高差もアップダウンも大きくないんですが、その割に岩場がちょこまかあって歩きにくく、ペースは上がらず。
5年前より色々歩いて、好みは展望の良いスイスイ歩ける道だと思うようになったので、こういう道より好きな道が今はあります。(贅沢)
(10:01)
ノゾキ。
久々にこの高度感を味わいましたが、半端ない!
近付くだけでゾクゾクします(笑)
一度崖に腰を掛けたこともありましたが、何でそんなことしたのか……
(10:02)
一ノ倉岳への登り、標高差120mに取り掛かります。
急な直登をぐいぐいと。
振り返ると谷川岳へのカミソリのような稜線、凄い景色!
(10:26)
一ノ倉岳から茂倉岳へ、ここからは岩場も少なく歩きやすい区間が増えてきます。
特にこの一ノ倉岳〜茂倉岳間は標高差控えめで最高の稜線!
(10:43)
どこを向いてもいい景色が広がります。
晩秋とあって草や木々の活き活きさは消えてますが、冬を迎える空気感もまたいいもので。
茂倉岳の次、武能岳のアーチ状な稜線は伸び伸びしてて特徴的!
(10:48)
^^v
今回最高峰の茂倉岳に到着!
一ノ倉岳で休憩したので景色を眺めたら先へ進みます。
(10:54)
茂倉新道の尾根。
樹林帯がめちゃスリッピーなのが……
(10:55)
武能岳へ向かいます。
鞍部の笹平まで、標高差350mの下り。
遠いんですが、このくらいの下りはあっという間、登ってくるのは大変そう……
(10:57)
この日は茂倉岳避難小屋の改修をしていたようで、ヘリコプターが往復しまくってました。
避難小屋はロケーション良く快適そう、一度は泊まってみたいものです。
(11:00)
道は途中ザレてるとこがあったりするので気を付けて。
武能岳と同じ標高になると下りはあと半分。
(11:18)
笹平に下ってきました。
振り返ると茂倉岳と一ノ倉岳のマッシブ感!
武能岳は上から見たような優雅なアーチはどこへやら、なかなか急登の予感。
(11:46)
やや急登だった本日最後のピーク、武能岳を登りきり。
山頂でカップラーメンを用意していると雲に覆われてしまい。。
(12:17)
雲は取れることなく……
武能岳から蓬峠のなだらかな稜線の景色も見たかった……
と思ったら。
(12:34)
山頂から少し標高を下げると雲の下に。
天気は下り坂のようですが、まだ山頂付近を覆っているだけなのでした。
武能岳〜蓬峠間はなだらかな笹原稜線を歩きやすい登山道で歩ける、最高の区間!
(12:51)
快適な区間はあっという間、本日の稜線歩きの終点、蓬峠に到着。
…池塘、水が増えた?
(12:55)
ここで悩み、土樽に下って15時台の上越線に間に合わせるか、予定通り土合まで歩くか……
結局久しく歩いてない蓬新道へ。
コースタイムは3:40のところ2:20くらいで歩かないといけないので急がねば!
(12:58)
蓬新道は延々トラバースしながら下る道。
しばらくは展望の効く標高ですが、そんなに長くなく樹林帯へ。
奥はシシゴヤノ頭、谷川連峰の稜線上にあるピークではないものの未踏なので歩かねば。
(13:03)
最後の水場、蓬ヒュッテに泊まる際はここが水場。
往復するとなると結構あります(笑)
(13:04)
蓬新道、東股沢出合からは谷底を進みますが、登山道が崩れてしまったようで迂回ルートになってました。
梯子があったり河原を歩いたり、それはそれで楽しく(笑)
(13:49)
東股沢出合からはそんなに時間掛からず林道に到着、駅までは3kmなので余裕で電車には間に合うように。
紅葉が素晴らしく良く、こんなに色付きがいいなら紅葉見にこの辺りに来てもいいなと思うほど!
(14:07)
駅前で時間を潰して電車で帰り。
結構人が乗っていて、しかも結構土合駅で降りる人も多くてびっくりでした。
(15:19)
今年もなんとか行けた谷川連峰の縦走、今回も最高でした。
当初は北アルプスのどこかを往復してもいいかなと思っていたのですが、谷川連峰は手軽?に縦走出来るので満足感!
それではまたー!
山行時間…8:10
歩行距離…20.22km
消費カロリー…2593kcal
獲得標高…↑1773m ↓1843m