小松原湿原から苗場山へ 2日目


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前回の続きです。
小松原避難小屋に泊まって、2日目はいざ苗場山へ!

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お世話になりました。
ご飯食べて荷造りして、掃き掃除をして出発!
(05:52)


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30分ほど歩くと登山道は明るい尾根道に。
2日目にしてようやく開けた景色!
(06:38)


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人があまり歩いてないこともあって、朝露で濡れまくりでした。
このあとの稜線もひたすら濡れ、靴まで浸水。。
スパッツ付けておくのがオススメです。
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道のど真ん中にはこんな植物。
モウセンゴケ、食虫植物です。
初めて見ましたが、まさか登山道の真ん中に生えてるとは。
(06:45)


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2日目最初のピーク、日陰山。
ここでようやく薄い雲に覆われた苗場山が!

苗場山までの稜線は2000m弱の標高が続きますが、開放的なのは日陰山~霧の塔区間くらいです。
(07:14)


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アップで。
この日は視界がクリアじゃなかったのが残念でしたが、そんな日ならではの滝雲のような雲が。
にしても、苗場山まではまだまだ遠い…。
(07:16)


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振り返ると森の中にぽっかりと空いた小松原湿原。
ちっちゃなゴルフ場のようです。
まったく、歩けたものじゃありませんが(笑)
(07:31)


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霧の塔への登りは超急登でした!
しかも草が生え放題で朝露もびちゃびちゃ、滑るわ濡れるわで大変でした。
(08:02)


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霧の塔、1993.6m。
ロマンチックな名前ですが、霧には覆われてませんでした。(笑)
(08:18)


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霧の塔から一旦標高を下げると雲の中に入ってしまいました。
幻想的ですが、まわりに誰も居ない環境でこんな景色ではちょっと怖い気持ちも。。

普段は熊鈴は付けて歩きませんが、今回は付けてます。
チリンチリンという音だけが人工的です。
(08:59)


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再度標高を上げると草原地帯。
地形図を見ると、かぐらスキー場からのバックカントリーはこのあたりまで歩いて滑り始めるようです。
いつも乗ってるかぐら第一高速リフトの真正面に見える尾根の頂上にいると思うとなんだか嬉しく(笑)
(09:24)


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小松原湿原から4時間弱、ようやく苗場山のメインルート、祓川コースと合流。
ここから先は道も整備され、人がたくさんいるので一安心。
(09:40)


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稜線上の貴重な湧き水、雷清水からは苗場山が…見えませんでした。
たまに薄くなるんですが、ばっちり見えるほどは晴れてくれません。
(10:10)


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神楽ヶ峰と苗場山の鞍部のお花畑にはトリカブトがたくさん。
…つい昨日まで、トリカブトに毒があることを知らず。。
(10:34)


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苗場山までの急登をぐいっと上がると突然開ける視界!
苗場山の頂上台地が広がります。

しかも雲も山頂だけは晴れてくれて。
なんともラッキーでした。
(11:07)


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まず山頂へ。
木に囲まれた地味な山頂で、ここで休んでる人は居ません(笑)
この感じも会津駒ケ岳と似てるような。
(11:16)


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山頂湿原にはぽつぽつと池塘が。

こんな景色を眺めながら昼ごはん休憩。
しばらく座って景色を眺めてましたが、残念ながら上越国境の山々は雲に隠れたままでした。
平標山から苗場山を見ていたので反対向きも見てみたかったのですが…。
(12:17)


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小赤沢コースで頂上台地をゆるゆる下ります。
気分は天空のリゾート散歩(笑)

奥に見える大きな山は佐武流山。
秋山郷の最奥に位置する山奥中の山奥です。
(12:21)


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ちょっと下ると坪場という湿原へ。
山頂付近に比べるとこじんまりとした湿原ですが、雰囲気は最高でした。
(12:47)


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小赤沢コースは坪場が9合目、駐車場が3合目。
ぬかるんだ道を下っていきます。
…このあたりはどこまで行っても道がびちゃびちゃです( ´Д` )
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ただいま!
下山はパパッと。
(14:30)

自転車での回送ですが、登山口から秋山郷に下る道は2つ。
小赤沢集落にまっすぐ降りる道と上ノ原集落に降りる道です。
自転車的には小赤沢への道はかなり急、舗装もガタガタなので、多少のアップダウンには目をつぶって上ノ原に降りるのがいいと思います。
車なら小赤沢へ向かうのが最短でいいかと。


苗場山、山頂湿原はやっぱりいいものでした!
急登のあと、いきなり開ける景色はたまりませんヽ(´ω)ノ 
小松原コースもひと気が無く静かな山歩きで…
でも次は最短の祓川コースでいいかなとも(笑)
それではまたー!

山行時間…8:25
歩行距離…12.5km