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山頂に湿原が広がるといえば他に会津駒ケ岳がありますが、
それがとても良かったので気になってました。
小松原湿原は苗場山の北側に広がる湿原ですが、アクセスが悪く人が少なそうで。
僕は自転車で回送できるのでついでに歩いてみました。
自転車を3合目登山口に置いて見倉登山口へ。
車で秋山郷へはとてもとても遠いです。。
(11:22)
この日、見倉登山口に車は自分1台のみ。
かなり人が少ない山域だと思います。
見倉登山口から小松原湿原へ向かいます。
この日はコースタイム4時間30分なのでのんびりスタートです。
(12:11)
歩いて数分、さっそく道迷いしました(笑)
この朽ちかけの道標の奥を左の斜面に上っていくのが登山道で。
とてもこれが道だとは思いませんでした。。
(12:13)
最初の迷いポイント?を過ぎるともう迷いません。
ブナの緑鮮やかな登山道を歩いて金城山へ。
(13:01)
金城山のピークあたりから道が他の山にはない様相に。
写真中央奥に道が続いてますが、この草が生えてるところ、すべて水浸し!
ぺちゃぺちゃ音を鳴らしながら歩きます。
(13:39)
石が赤く色づいた川を渡渉。
倒木があったり、道が傾いてて歩きにくかったり、あまり人が入ってない感じです。
(14:11)
標高1500mまで上がると突如視界が開けました。
この日の本番、小松原湿原に到着!
…登山道が湿原の中を突っ切ってるんですが。(写真奥へ歩きます)
最初の湿原だけはなぜか木道が整備されてません(笑)
これまたぴちゃぴちゃ鳴らしながら歩きます。
(14:42)
見倉登山口からだと中屋敷で小松原湿原に入ります。
(14:48)
樹林帯の中に虫食いのように広がる湿原地帯。
大小さまざまな池塘が散りばめられてました。
(15:09)
木道は見た目古いですが、それほどがたつきはありませんでした。
…木道の上を水が流れてたりしますが。
(15:14)
気持ちいい青空が広がってくれて、なんと雄大で気持ちいい景色!
しかもこの素晴らしい景色を1人占め。
駐車場からまだ誰にも会ってません。
(15:28)
夏空!とまではいきませんが、このぽっかり浮いた雲を映した池塘、一度見てみたかったんです。
(15:30)
こんな景色、どこを撮っても絵になってしまいます。
(15:39)
明日向かう方向を見るとそびえ立つ山々。
遥か苗場山はまだまだ姿を見せてくれません。
(15:44)
本日のお宿、小松原避難小屋。
初めての避難小屋泊がこんなひと気0な場所だとは思いもしませんでした。
扉を開けるのがドキドキ…(笑)
(15:54)
中は綺麗にされてましたし、お化けは出てきませんでした。
水は小屋の前、数十m歩いたところにある沢水。
念のため煮沸して飲みますが、泥っぽい味もせず、普通の水でした。
(16:29)
夕暮れの時間は外に出ていたいので早めの夕食。
というか、暗くなってからはとても調理する気になれません。
多少重くてもパックのカレーを1食は食べたいこだわり。
(17:03)
ゆっくりご飯を食べてから500mほど歩いて湿原へ。
この空、素晴らしすぎます!
(17:48)
透明感のある夕暮れでした。
小松原避難小屋、湿原の一番いいところから歩いて10分も掛からないので、
山腹にある小屋の割にかなりいい景色が見られると思います。
とにかく最高の夕暮れの時間を過ごせました。
(18:20)
山の空気はあっという間に冷えていきます。
と思ったら池塘からもやもや…
池塘の水を触ってみると結構温くてびっくり。
(18:23)
暗くなって森の中を歩くのは嫌…
と思って歩き出したら山が赤くなって。
空が燃えるような赤に染まってました。
なかなか足が進みません。暗くなっちゃう…。
(18:37)
なんとか暗くなる前には小屋にたどり着き、やることもないのでさっさと就寝。
21時ごろに花火の音?がして起きた以外は4時までぐっすりでした。
21時に起きた時には小屋の外に出ると満天の星空!
でも寒かったのでさっさと寝袋へ篭りました。。(笑)
結局この日は登山口から誰にも会わない山歩きとなりました。
おかげで最高の雰囲気で湿原の景色を味わうことができ。
小屋泊も快適でしたし、楽しい避難小屋デビューでした。
…小屋、カマドウマが2匹ほど天井からポテッと落ちてきたのだけはビビりました(人生初遭遇)。
ものすごいビビりました(笑)
それではまたー!
山行時間…3:57
歩行距離…5.9km