10/29
足尾にある展望に恵まれた山、中倉山・沢入山へ行ってきました。
そろそろ始まるバックカントリーシーズンに向けて、山歩きリハビリをしなくては…と思って。
できれば谷川連峰に行きたかったこの日、寒気が入って関東北縁は天候が悪い予報だったので、太平洋側の気候寄りな足尾に行くことに。
ルート:銅親水公園→中倉山→沢入山→銅親水公園(CT6:00)
銅親水公園に駐車し、山歩きのスタート。
着いた頃は雨がぱらつき始めて乗り気じゃなくなり、天気予報を見ても雨雲が掛かりそうな感じで全く気分じゃなくなっちゃいましたが、今回は2人なので行かないわけにもいかず(笑)
(08:16)
登山口まで、林道歩きは3.2km。
橋を歩いたり沢があったり、割と単調じゃないのが助かります。
結局雨が降ってたのはスタート直後だけでした。
(08:26)
林道脇の登山口に到着。
この山は公な標識がないので、前回来たときとは違った標識のような。
右上にいるこだまは…この山の森が豊かなのかは微妙なところです。。(笑)
(09:04)
かなりの急登で尾根に向かいます。
登山口は標高900m、山頂まで標高差600mあり、急登を延々歩くので意外と手強いんじゃないでしょうか。
…前の週の長野県は標高1500m過ぎくらいが紅葉の見頃だったんですが、この山の紅葉はいずこに?
(09:14)
一部いい感じのところもありましたが、ほんの一部でした。
やっぱり暖かすぎですよね。
(09:32)
急登で尾根に登り上げて、前方には笹原の稜線がチラ見え!
何故か青空も広がってきて期待が高まります。
準備時の雨はどこいった。ありがたいですけど(笑)
(09:45)
稜線!
足尾銅山が作った大展望、相変わらずガレガレで荒廃した山肌ですが、山歩きには最高な景色です。
(10:19)
中倉山はすぐそこに。何個標識があるんだ(笑)
天気予報に反して良い空模様なので、休憩もそこそこに沢入山まで稜線歩きを進めます。
(10:22)
今回は去年からバックカントリーを始めた友人と2人で。
この山もバックカントリーができるほど雪が降れば楽しめそうですが、全然雪が降らない山なので……
(10:46)
孤高のブナ。
根が踏まれないように柵で保護されて、あまり孤高な感じがしなくなってました(笑)
(10:50)
沢入山に向かいます、まずは簡単な岩場へ。
前からこんなに長かったっけ?と思いながら気をつけて通過。
(10:53)
振り返って見る中倉山の北斜面はカラマツの黄葉が綺麗でした。
カラマツはいつでも色付きが良いですし、染まる機構が違うんですかね?
(10:56)
沢入山と思いたい前衛峰がかっこいい稜線。
標高差は200mとそこそこ、そしてまたいい勾配で登らされます。
(10:58)
前衛峰への登りで一番の見どころといえばこの枯れ木、まだ健在でした。
(11:08)
前衛峰に着くとようやく沢入山本体が。
中倉山北面の削られ方と南面の穏やかな森の対比が印象的な稜線です。
(11:20)
前衛峰、こんなピーク名でしたっけ…?
(11:21)
展望には恵まれている中倉山ですが、周りの山の方が標高が高いので色々な山が見渡せるわけではなく。
袈裟丸山、屏風のようでなかなか存在感のある山でした。
(11:24)
沢入山に到着!
中倉山と同じく標識が沢山……
(11:34)
沢入山の西側の開けた平地でお昼ご飯、ファミマで買った冷凍の牛すきうどんです。
もともと直火で調理できる商品ですが、アルミ鍋に穴が開いちゃったのでコッヘルで。
500円くらいしてびっくりしましたが、カップ麺よりも美味しく、具もしっかりしてて値段相応でした。
(12:01)
お昼ご飯を済ませたので引き返し。
下を見ると紅葉がぽつぽつ綺麗な山肌と砂防の工事が片側ずつ広がっていて対照的です。
(13:12)
中禅寺湖畔にそびえる社山と、この日まったく頭が見えなかった男体山。
男体山も行かないとなあ。
(13:13)
帰りは下り基調の稜線、さくさく歩いて笹原とおさらば。
急坂の樹林帯を良いペースで降りればあっという間の下山でした。
(13:23)
リハビリには十分なくらいしっかり歩けた足尾の山歩きでした。
獲得標高が1100mにもなるとは思わず、無事両足ともしっかり筋肉痛に。
これで今シーズンのBCもばっちり!(もう1回くらい歩いておきたい)
それではまたー!
山行時間…6:40
歩行距離…14.69km
消費カロリー…1529kcal
獲得標高…1160m