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GW後半、東北でバックカントリー旅行をしてきました。
1日目は山形県の月山へ。
ルート:月山スキー場→姥ヶ岳→月山山頂直下→姥ヶ岳→月山スキー場
前日夜に埼玉を出発し、北へ。
会津経由の下道で向かおうと思っていましたが時間が足りず、西那須野塩原から東北道→東北中央道→山形道へ。
山形道からは目の前に雪たっぷりそうな月山!
(08:04)
月山スキー場に到着。
いつものバックカントリーなら歩きスタートなのでザックに板を付けて…となりますが、ここではまずはリフトに乗るので板は手持ち。
この状態でリフト駅まで10分くらい歩くのが結構大変なんですよね……
(09:32)
リフトを降りると標高1500m、森林限界の世界へ。
装備を整えて、まずはお隣姥ヶ岳に向かいます。
この時期で雪と青空しか映らない景色は流石の積雪量。
(09:52)
姥ヶ岳は標高1670m、20分ちょっとであっさり到着。
谷向かいには月山、山頂へは雪が途切れているようで。
前回は稜線伝いに歩いて山頂へ向かいましたが、今回は谷に向かって1本滑って登り返します。
スキー装備でも登れるようになったのは成長というか慣れというか。満喫できるようになりました。(笑)
(10:06)
というわけでトラバース気味でしたが1本滑って、谷を登り詰めて山頂手前の雪が途切れているところへ。
今回はスキーブーツですし山頂はいいやということで滑りを満喫します。
(11:27)
後でネットの記事を見たら、山頂から東斜面に滑るスポットがあるんですね…次回来たらそちらも滑ってみたいところです。
山頂直下を1本滑って、隣りにある1枚バーンが気になったので登ってみたらここが楽しく!
誰もいないので大きなターンで滑走できました。
雪質はややザラメなややストップ雪でしたがこの斜度なら問題なく。
楽しすぎてここの斜面はおかわりまで……
山歩きなら同じ坂を標高100m分往復なんてありえませんが、バックカントリーならいくらでも…(笑)
(12:01)
斜度の緩い谷を下りながらリフト山頂駅の真下に向かいます。
横目に流れるこの景色を眺めながらのんびりトラバース、楽しいに決まってます。
(12:35)
てんとう虫、どこから来たんでしょう?2匹見ました。
雪面には他にもカメムシやら羽虫みたいなのがちらほらいて、暖かくなってきたってことなんでしょうか?
(12:55)
リフトまで登り返して…と思いきや姥ヶ岳まで足を伸ばしてしまいました。
山頂にはぐるっと木道が設置されているのですが、スキーブーツで歩くとちょっとした横向きの傾斜で滑るのでおっかなくて。。
奥は朝日連峰、あちらもかなりの積雪量ですが、アクセスが……
(13:10)
月山スキー場に戻って、コブ斜面を滑ります。スノーシューを背にコブを滑るのは浮いてる感(笑)
ストックのスノーバケットが大きいままだったのでコブにうまく突けず難しい……
ストック頼りなのも良くないんでしょうけど、、
今シーズン最後のコブを堪能して、この日のバックカントリーは終わり。
(13:21)
車に戻って本日の宿泊地、酒田に向かいます。
R112沿いにある月山ダムは派手に放流していたので寄ってみましたが、ダムの下には近づけず、残念。
(16:20)
本日の宿は酒田駅隣のビジホにて。
まさかの半年ぶりな酒田駅、庄内地方は関東からのアクセスにやたら時間が掛かりますが、ここまで遠い場所にこのペースで来るとは。
(17:53)
夕食はホテル近くのお寿司屋さん、こい勢へ。
おまかせ10貫と気になったネタをいくつか頂きました。
写真は市場にはあまり出回らない、ガサエビ。
甘海老のようですがねっとりプリッと美味しく、身も大きめ。日本海は増毛の印象が強いですが、海老が美味しくて最高です!
(18:12)
お寿司を堪能した後は街中を散歩。
薄暗くなってきた町の背景に巨大な鳥海山が聳えてました。
明日はあそこへ!
(18:51)
今まで何度か酒田近辺には来たものの寄っていなかった観光スポット、山居倉庫へ。
もともと米庫として作られたようで今でも現役、おかげでこの時間では外からライトアップを眺めることしかできませんでしたが、いい雰囲気でした。
(18:57)
月山、のんびり楽しめました。
バックカントリーの経験をある程度積んでの再訪だったので、この時期の月山は1回あたりの滑りの高低差が小さく感じ。
おかげでのんびり楽しめますが、物足りないと言えばちょっと物足りないかもしれません。
でも手軽で景色よく雪たっぷりなことには変わりなく、グループでのほほんと遊ぶのが一番いいのかもしれません。
それではまたー!
山行時間…1:45
歩行距離…10.45km
消費カロリー…1438kcal
獲得標高…812m