初冬の浅間山へ


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浅間山に登りたい!
とは前から思っていまして。
嬬恋やら軽井沢からいつも眺めてましたし、それだけで愛着が湧くもんです。

…うちからもたまーに見えるんです!


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今回はサイクリングサークルの先輩と2人の山行です。
浦和に23時前に来てもらい、下道で軽井沢へ、車中泊
4人だとすし詰めでしたが、2人だと快適空間でした。
6時には車内も冷えてきて寒さで起きてしまい( ´Д` )
(02:17)


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登山口である浅間山荘へ。
友達からもらったリポDで力を蓄えて出発!
(08:28)


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登山口は6合目だそうです。
標高は1410mで、標高差は1110mほど。
ベンチには霜が降りてました!
(08:37)


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最初は沢沿いを歩きます。
とは言っても沢を見ながら、というわけでもなく…
すっかり葉が落ちて冬景色でした。

こういう丸太の橋がつるっつるで怖いんです。。
(09:09)


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途中にある不動滝。
ネットで見ると氷瀑になってたりして期待してましたが、この時は凍ってませんでした。
…途中の道もぬかるんでたくらいですし、冷え込みは弱かったようです。
(09:24)


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滝を越えて少しすると笹原になり、視界が広がります。
ようやく高山っぽくなる景色にテンションアップ!
(09:48)


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浅間火山館へ。
薪ストーブに太陽光発電、自給自足も新旧いろいろです。
このあたりからようやく雪が見られるように。
(10:09)


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親がバイク用?に買ってたワークマン製手袋、¥980。
試してきてあげる!ってことで持ってきました。
…ここで着けましたが、暑すぎてしばらくポケット行きですヽ(´ω)ノ 
(10:25)


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看板の上にひょっこり雪だるまが。
数時間後、殺ゆきだるま事件が…(帰ってきた時には無くなってました)
(10:49)


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とうとう森林限界に!
まだ頭は雲を被ってますが、天気好転の予報を信じて足を進めます。
(10:57)


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モノクロの世界!
雪は凍ってるように見えますがクラスト状でした。
(11:10)


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このあたりで軽アイゼンを装着!
登山道はトラバース気味に上っていくので、滑っていきそうで。
登りは結構怖かったです。。
…とは言ってもストックも使わず、でしたけど。
(11:13)


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なかなかの高度感ヽ(´ω)ノ 
軽アイゼンがサックサク効いてくれて、楽しく登れます。
これが極寒期だと軽アイゼンは弾かれるんでしょう。。
(11:47)


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浅間山の第二外輪山の尾根へ到着!
先ほどまでの斜め登りから解放されてほっと一息です。。
浅間山は現在、噴火警戒レベル1で、第二外輪山の前掛山2524mまで登れます。
ここはもう、別世界!
(11:53)


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天上の尾根へ!
こんな景色、テレビでしか見れないと思ってましたが、
なんと目の前にあるなんて。
(12:09)


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登頂!
後ろは浅間山の本体、2568mで、こちらより44m高いです。
左が僕ですが、完全に不審者(笑)
(12:23)


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↑の写真を撮ってくれた方はさっさと降りて行きました。
というのも、風がびゅんびゅんで。
でも、この景色、堪能せずにはいられません!
(12:30)


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雲が襲ってきます。
風はびゅんびゅんですが気温は低くても氷点下ちょっと、ってくらいだと。
ワークマン手袋はまったく問題なく、手より足の方が先に冷えてくるくらいでした。
(12:32)


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登りは難儀した坂は、下りはアイゼン効かせてサクサク楽しく。
そのあとの樹林帯、物足りないと言えば物足りませんが、
こういうのも悪くありません。
…雪の上歩ければそれだけで楽しいんです!
(13:48)


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火山館で少し休憩して、下山。
軽快に下っていく先輩に着いていくのは諦め、マイペースで下ります( ´Д` )
(14:54)


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駐車場に戻ってカップラーメンタイム。
予定では避難シェルターで食べようと思ってましたが、
風が筒抜けでとても食べようと思わなかったのです。。
マッサマンカレー味を食べましたが、やっぱり普通のカレー味が好みです。
(15:33)

向かいにある浅間山荘で温泉に浸かって帰宅!
浅間山荘の温泉は濃い赤茶色の鉄分!な感じの温泉でした。
窓から山に沈む夕日を見つつ、鼻血が出たような味を感じつつ(笑)

帰りも下道、帰宅は22時半でした。


浅間山、下からでも綺麗な山ですが、上ってみる景色は格別でした!
森林限界越えの雪山(もどき、レベルでしたが)も初めてで、
とても印象的な山行となりました。

…軽アイゼンも、ようやく出番が出来て喜んでることでしょう(笑)
それではまたー!


所要時間…6"51'55
歩行距離…13km?
標高差…1114m


結構アイゼン無しで歩いてる人もいまして、なかなかグリップせず、大変そうでした。
無理せず撤退すればいいのに…と思いますし、僕はそうしようと思います。
温泉行く頃に救助隊の方が来まして、5人で救助に向かってました。
アイゼンを付けてない人だったかどうかは分かりませんし、捻挫骨折かもしれませんが、
危険は隣り合わせというのを実感した山歩きでもありました。