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夏山を堪能しに平標山へ行ってきました。
去年の5月から山でテント泊をしておらず。
そろそろテント泊したい欲がふつふつと湧いてきました。
が、今年はコロナの影響で小屋泊人数も減り、テント場の混雑がすごそう…
ということで、あまり宿泊需要が無さそうな(失礼)平標山へテントを背負って登ってきました。
コース:平標登山口→平標山の家→大源太山→黒金山→平標山→平標山の家(CT6:40)
翌日の縦走に備えてこの日は越後湯沢駅からのスタート。
路線バスで平標登山口を目指します。
越後湯沢6時発は東京からの新幹線が来るよりも早く、乗客は僕を含めて4人でした。
(06:06)
平元新道で平標山の家を目指します。
最初の林道歩きでは山に歓迎されたかのような木漏れ日。
(07:08)
登山口から50分ほど歩いて、ようやく林道から登山道へ。
階段主体の平元新道のスタートです。
(07:42)
…樹林帯の平元新道は写真も撮らず本日のお宿、平標山の家に到着!
早速受付をして、テントを張りに。
(08:43)
ここのテント場は予約不要なので混んでたらどうしようとやや心配でしたが、
その心配は全く不要、余裕の一番乗りでした。
…というかこの日のテント泊はまさかの2張。
(09:10)
時間はたっぷりあるのでお散歩に。
平標山は雲の中だったので、同じく雲の中ですが大源太山へ。
稜線は基本樹林帯ですが、冬は雪庇が発達するので展望もそこそこあります。
(09:47)
樹林帯らしくこんな景色も。
この稜線は意外にも人が歩いてましたが、三角山で降りればバスで周回できるので利用している人がいるんでしょうか…?
(09:58)
大源太山は稜線は東に外れた場所にあります。
平標山から三国山への稜線縦走も残雪期に歩きたいところ。
(10:18)
分かってましたが、山頂は雲の中で展望なしでした。
明日歩く予定の上越国境の稜線が眺めたかったのですが…。
(10:31)
大源太山の東側に黒金山というピークがあったことを思い出したので向かうことに。
大源太山までは刈払いが行われていたのですが、黒金山へは笹藪の道でした。
面倒くさがって最初はレインウェアを着なかったことを後悔…
(10:38)
黒金山への尾根も大源太山周辺と同じくぎりぎり森林限界以下。
登山道は南側に付いていてそこそこ展望は眺められそうです。
(10:46)
無人の山頂、黒金山に到着。
山名の看板だけ落ちてたので持ち上げました。
標高は1684m、大源太山から谷に落ちる尾根の途中にあって、歩いていてもちょっとしたピークって感じです。
(10:56)
大源太山に登り返して平標山の家に戻ります。
初めて知ったのですが、シモツケ(木)とシモツケソウ(草)という2種類があるんですね。
葉っぱを見たら分かるようなので、この写真だとよく分からず。。
(12:14)
平標山の家に戻ると平標山の雲が取れてました。
振り返ると大源太山の雲もすっかり取れて…。
(12:24)
Tシャツを買ったりご飯食べたりのんびりしてから、平標山にも歩くことに。(暇)
先ほどまでとは変わって笹原が広がる平標山、歩いてるだけで楽しいです。
(14:11)
登頂!
明日歩く予定の仙ノ倉山はすっきり晴れてくれず、幻想的な景色でした。
(14:52)
30分ほど山頂でぐだぐだして、また雲が湧き始めたので下山へ。
こんな景色も山ならでは、いい雰囲気です。
(15:09)
外のベンチでテント泊の老夫婦とご飯。
うなぎの蒲焼きをいただいちゃいました、ありがとうございます!
…今年土用の丑の日にうなぎを食べてないので初うなぎとなりました(笑)
この老夫婦がかなりアクティブな方で、南アルプスを10日テント泊した話やランドナーで走り回ってる話を聞き…
若いからなんでもできると言われましたが、テント泊10日は無理です(笑)
(16:48)
ご飯を食べ終わったくらいに小屋は雲に包まれてしまい、さっさと就寝しました。
夕日が見たかったのですが、残念。
それでもゆっくり時間の流れる山の空気はいいものです。
周回してもコースタイムが5:30の平標山で宿泊は普通ならないと思いますが、山の時間を堪能するならやっぱり日帰りより泊まり!
コースタイムが短いってことで気楽でもあるので、時間があったらまた泊まりたいところです。
それでは次に!本番です。
山行時間…6:41
歩行距離…14.18km
消費カロリー…2318kcal
獲得標高…↑ 1289m ↓ 651m