10/10
秋田ツーリング2日目は念願の鳥海ブルーラインへ。
鳥海山、過去2回行こうとして2回とも道路が通行止めになってしまい。
こんなに運が無かった場所は今まで無かったのですが、しつこく3回目のチャレンジに。
前日の男鹿半島でかなり疲れてしまったので心配を抱えつつ、いざ。
秋田駅東口からスタート。
西口は歓楽街で栄えてましたが、東口は住宅が広がってました。
(06:26)
r56→R7を南下。
写真は下浜駅付近、ここだけはR7旧道が陸側に分岐するので、南下する際は自転車は旧道経由が良いと思います。
(07:09)
並行する日本海東北道が岩城IC以南が無料区間になるのでR7の交通量は多くなく。
トラックが少ないのはストレスが少なくていい感じです。
基本的に海が広がる景色はないですが、由利本荘手前はシーサイド道路でした。
由利本荘までは淡々と40kmを走り。
信号は少なく10km以上ノンストップで走り続けられましたが、それはそれで疲労が…。
(07:54)
道の駅にしめから少しだけ、海岸沿いを走る市道を。
残念ながら道路上からは砂丘に阻まれて海は見えませんでしたので、砂丘の切れ目を歩いて海を眺め。
この近さで日本海を見るのはこれが最後。
(08:52)
鳥海ブルーラインの前座、と言いたいところですが市街地からの標高差は500mもあるので本番です(笑)
(09:34)
途中、高森眺望台に寄り道。
眺望台は県道の旧道?にあって斜度がきつく、看板で11%となっているところも。
(09:58)
風力発電と同じ高さの丘の上まで登り、牧場の風景が広がってくると土田牧場。
前回車で来た時に景色が気に入って、また来ちゃいました。
(10:25)
フランクフルトとソフトクリームで補給。
前回来たときはGWだったのでかなり混んでいましたが、今回は空いてて居心地よく。
この日は割と急ぎ目だったのでさくっと出発してしまいましたが、いずれはのんびり…。
(10:39)
2年前のGWに印象的だった仁賀保高原から鳥海山を眺める景色、季節が変わってススキが広がる高原の景色になってました。
透明感たっぷりのススキの穂はとても綺麗だったのですが、これから標高差1000mのヒルクライムをこなさなければならないと思うとのんびりしてられません。。(笑)
(10:58)
仁賀保高原は標高500mに対し鳥海ブルーラインは標高1160m。
ただ、道路は一旦標高120mまで下がるので、今まで稼いだ標高はほぼ無いことに。
あまりにどっしりした鳥海山、道路はどこまで走っているのやら。
(11:22)
鳥海ブルーラインの登りがスタート。
標高500mまで上げると(下写真)、上にちらっと道路の最高地点、鉾立山荘が見えました。
ちなみにこの時ボトルの水がかなり心許なく。
仁賀保高原から自販機が無く水が補給できず、残りの飲み水はボトルに残ってた3口分だけ…(牧場で補給しとくべきでした)
(12:08)
標高830m、鳥瞰嶺まで登ると笹原が広がり景色が望めます。
ただ道路の傾斜はだんだんきつくなり、特に最後の1kmはかなり厳しかったです。
(12:37)
下からはちっちゃく見えていた鉾立山荘がついに目前に、ようやく終わった…。
道路からはダイナミックな地形の奈曽渓谷が。道路脇から見られる景色としてはかなり派手なのでは!
(13:08)
ついに!鳥海ブルーラインの最高地点、鉾立に到着。
すぐ麓には海が広がり、いずれはこの景色を眺めながら登山かバックカントリーを…。
(13:13)
自販機で早速コーラを…と思ったら売切れで、仕方なくドデカミンを飲んでからダウンヒルへ。
鳥海ブルーラインの秋田山形県境は山腹を横断していますが、秋田側が標高高く今回は下り。
今年の紅葉はどこもいまいちのようで、この時も東北の山のわりにはそんなに…?と思っていましたが、鳥海山はそれでも綺麗な紅葉でした。
(13:42)
R7は通らず東側を並行するr353を走ります。
途中日本海東北道の工事現場があったのですが、このあたりは庄内砂丘という砂丘が海沿いに広がっていて、掘った断面も砂だらけでした。
(14:22)
r353はしばらく砂丘の上を走りますが、途中からは庄内平野の田んぼの中を走ります。
さっきまでいた鳥海山を背に酒田へ。
(14:36)
というわけで酒田に到着。
庄内地方一の都市ですが、駅はローカルでした。
今回はここから輪行して明日走る山形に向かいます。
(14:58)
酒田から羽越本線→陸羽西線→奥羽本線(山形新幹線)と乗り継ぎ。
どこもローカルな本数で、酒田から山形まで100kmを2時間半ほどの電車旅でした。
(17:03)
この日は山形駅前のビジホに宿泊。
山形牛を食べて明日に備えることとします。
…カルビよりロースが美味しいと思うお年頃。
(19:24)
念願の鳥海ブルーライン、制覇しました。
山の大きさと東北日本海側らしい森林限界の低さ、今度は登山に来なくては…!
仁賀保高原も車で走った時にいい場所だと思っていましたが自転車でもやっぱりいい場所、周辺の道路を1日掛けてサイクリングするだけでも十分楽しそうなエリアです。
それではまたー!
走行時間…6:41
走行距離…133.72km
平均速度…20.0km/h
消費カロリー…3239kcal
獲得標高…1735m