延々と雪壁を見るアスピーテラインサイクリング


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東北トップの絶景道路、アスピーテラインをサイクリングしてきました。

北海道の絶景道はかなり走りましたが、東北はサイクリング的にはほぼ未踏で。
東北では一番?な評価のアスピーテラインはぜひ走っておきたい道でした。

もともと5/3に走る予定でしたが、スケジュールを調整して一番いい日に走れることに!


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車でアスピーテラインの下へ向かう途中、岩手山焼走りへ。
こんなところまで溶岩が…怖いですねえ。
すぐ隣を道路が走ってて、焼走りを走ってたらきっと絶景だっただろうなーと思ったり(笑)
(08:37)


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松尾八幡平ビジターセンターでデポして、アスピーテラインをいざスタート!
スタートは450m、峠は1550m、標高差1100mをゆるゆる上っていきます。

距離看板、最初のうちはあったんですが、14kmくらいから雪で隠れるせいか、見つからず?
(09:28)


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しばらくは樹林帯ですが、ちらほら開けます。
岩手山は標高2038m、立派な山で!
(09:36)


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途中、左折すると松尾鉱山跡。
硫黄を産出していたようで、毛無峠の小串鉱山と似たような歴史でしょうか。
看板には坑道と地盤沈下の図があり、今もまだ地盤沈下してるそうです。
アスピーテラインも結構ギリギリでした。
(10:01)


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松尾鉱山跡を越えると森林限界のような植生に。
標高は900m程度です。
東北らしいのっぺりとした山容。

景色が開けるタイミングといい、この時期の雪景色といい、志賀草津道路のような感じでした。
(10:05)


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アスピーテラインで目立ったのが地熱発電
岩手にも秋田にも、こんな感じでもくもくしてる場所がいくつかありました。
先日見た能代風力発電と同じくらいの発電能力でしたが、こちらは配管の維持が大変そうです?

東北はいろいろ自然エネルギーが使えていいですねえ。
埼玉じゃ風力発電は風が一定で吹かないでしょうし、火山はありませんし(笑)
(10:13)


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上から見た松尾鉱山跡。
冬、ここに住むのがどれだけ大変なことだったのか…。
毛無峠もよっぽどですが、ここも相当すごいところです。
(10:31)


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アスピーテライン、安比ハイエースが走ってて何かと思ったら、上まで人と板を持ってってくれるツアーがあるようで。
7500円で一日ここを滑れるならとてもいいんじゃないでしょうか…?
僕はちょっと遠すぎて(笑)
(10:54)


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志賀草津道路と違うのは、雪壁!
ひたすら雪壁が続きます。
…この写真は雪壁がありませんが。。
(11:01)


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雪壁はもうちょっと高そうなところもありましたが、こんな感じで!
さすが東北!
(11:21)


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見返峠に到着!
写真が微妙ですが、後ろは道路なので…。。
これで、東北でサイクリングしたことが無い県は宮城県のみとなりました(笑)
(11:28)


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秋田県側は…峠より標高が高い?
いい感じなので、もうちょっと進んでみることに。
(11:30)


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秋田県側に進むと、広がるパノラマ!
まだまだ雪たっぷりな山々が広がります。
(11:35)


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雪壁の上に上がってみると、稜線とは思えない平地でした。
夏はどうなってるんでしょう…?
(11:43)


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帰りは樹海ラインでダウンヒル
この稜線を奥に奥に行くと岩手山へ、裏岩手縦走路と呼ばれてるようです。
東北の山歩きもしてみたいですね、魅力的な山が沢山です。
(12:15)


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樹海ラインも延々と続く雪壁!
こっちの方がむしろ壁続きでした。
展望的にはアスピーテラインの方が良いので、下山で使った方がいいと思います。
(12:28)

降り切ってから、寒い地方らしいガタガタ路面を気をつけて走って車へ戻り。

東北一?の絶景道路は東北らしい雪壁が続く、いい道路でした!
視界もくっきり、これ以上無いくらい絶好のコンディションで走ることができて大満足!
この手の道路はどうしても志賀草津道路と比べちゃいますが、こちらも負けず劣らずでしたし、
東北にサイクリングに来たら外せない道だと思います。
それではまたー!


(サイコン電池切れでガーミン時計から)
走行時間…3:53'03
走行距離…51.56km