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初めての北アルプス、素晴らしい景色を見に。
ここから乗ったのは僕一人、最終的には5人のみ乗車でした。
…山歩きで路線バスを使うのは多分初めて?
(06:13)
中房温泉から、いざ燕岳へ!
合戦尾根は北アルプス三大急登のひとつ、どんなもんやら?
(07:30)
曇りの樹林帯によく合うギンリョウソウ。
ちらほら見かけました!
(08:18)
上に行くにつれ、地質が砂っぽく。
燕岳の特徴的な山容は魅力の一つですが、樹林帯でも燕岳に登ってる感が感じられます。
滑りやすそうで歩きやすくはないんですが。。(笑)
(09:01)
標高2000mを越える頃、ときどき青空が…
と思ったらパッと晴れてきました!
最高の青空、やっぱり山歩きはこうでなくっちゃ!
(09:30)
さすが2700m、驚きの気温の低さ!
(09:39)
合戦小屋から先は尾根歩きらしく。
ぱっと先に見えた槍ヶ岳、今まで散々遠くから眺めてきましたが、
やっとすぐ近くから見れました。
(10:22)
個人的には槍ヶ岳が特別憧れとかそういうものではなかったので、
最初見た時はあっあれか、くらいでしたが。
ひたすらこの山を見てると何となくあぁ、あれは一度登りたいなあと思う山でした。
この形、ずるすぎます。
燕山荘で受付して、早速テント設営。
受付で「テント場はまだ雪が溶けてないので」と聞いてびっくり、
まさかの人生初の雪上テン泊となりました。。
そんなこと全く知らなかったので、寝られるか不安ですが…。
(11:29)
北アルプス三大急登の合戦尾根、結局2時間40分くらいで。
斜度が急、ってほどではなく、良く整備されていてすいすい歩けました。
いざ燕岳へ!
燕山荘からは片道1kmです。
トゲトゲな花崗岩が特徴的。
(11:33)
歩いていると、登山道の隣にライチョウ。
こんな簡単に出会えるなんて。
…体型といい、人への警戒感の無さといい、鳩みたいなもんです(笑)
(11:50)
ゴツゴツトゲトゲな白い岩が青空とよく合いますヽ(´ω)ノ
(11:55)
登頂!
標高は2763mです。
山頂からは明日歩く稜線がずーっと遠くまで。
明日は左奥、雲にやや覆われてそうな常念岳まで歩きます。
(12:02)
暇だったので山頂で2時間ほどぐだぐだ。
1時間は1人でぼーっと、1時間は東村山から来た方とひたすらしゃべってました(笑)
これぞアルプス、な景色じゃないでしょうか。
絵みたいです。
(14:14)
有名なイルカ岩。
まさかの行きは気づかず!
歯が結構ゴツイです(笑)
(14:24)
テント場に帰ってきました。
雪の上だというのに結構な人がテント泊するんですねえ。
(14:30)
暇なので。(笑)
いつもなら日差しがあるうちのテントはサウナですが、
雪の冷気と程よい風でテント内でも快適読書タイムでした。
(15:54)
明るいうちに夕ご飯も済ませます。
どうせ使ったコッヘルをキッチンペーパーで拭くくらいなら最初から紙皿でいいんじゃない?
ってことで紙皿持ってきました。
拭く手間が省けるのは便利でしたが、次は深皿を持ってきます(笑)
このレトルトカレー、600円もしたんですが。
牛すじは確かにゴロゴロしてて美味しかったんですが、それだけ…?
次はもうちょっと尖ったレトルトカレーを試してみます(笑)
(17:37)
徐々に陽は傾いて。
雲も大分上に上がってきました。
雲を纏った槍ヶ岳、かっこよすぎです。
(18:45)
ブロッケン!
稜線で泊まる機会は今まで無く、まだ3回目です。
とは言っても1回はスキー場です…(笑)
(18:53)
テント場から見る燕岳が素晴らしく良かったです。
森林限界のテント場に泊まったのは初めてですが、こんなにいいものなのかと。。
(18:55)
太陽は裏銀座の稜線に沈んでしまいました。
雲が残照に照らされて赤く染まるのをぼーっと眺めます。
(19:00)
標高2700mでは18時で気温5℃、風もあって結構寒く、陽が落ちてちょっとしたらすぐさまシュラフへ(笑)
…雪の上、あまり寝られませんでした。
ザックや着替えをマット代わりにしましたが、寒いし冷たいし…
ただ、もうちょっとマットを追加すればなんとか寝られそうなので、
次回はそんなに苦労しなさそうです。
よく起きたので、たまに星空も眺めて。
ほぼ新月な三日月だったので文句なしの満天の星空でした!
が、やっぱり寒いのですぐにシュラフへ(笑)
北アルプス人生1日目、雲海に青空に残雪に、最高の景色を眺められました。
この時期はまだオフシーズンから目覚めたばかりといったところ、
人は少なめなのでじっくり景色を楽しむにはいいんじゃないでしょうか。
…寒いですけど(笑)
それでは次に!
山行時間…3:13
歩行距離…3.8km