2023GW小笠原旅行 3日目(製氷海岸・釣浜)

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小笠原旅行の3日目です。

3日目はいよいよ海へ!

まずは二見港の反対側にある製氷海岸へ。

大村の集落から唯一坂を越えずに行けるシュノーケリングスポット。

浜に降りてみるとサンゴだらけ!

 

自分達の移動は旅の間ずっと自転車です。

坂が多いのが相変わらず大変ですが、時間に縛られずのんびり過ごせるのがいいところ。

(08:34)

 

中に入るとサンゴだらけ!

折らないよう気をつけて泳ぎますが、場所によってはめちゃくちゃ浅かったです。

魚は小さいのがそこそこいますが、種類は少なめ。

ちなみにこの日は旅行中で一番海水温が低く、長く泳ぐのは自分には厳しかったです。

水温は25℃程度、真夏の関東とそんなに変わらないらしい。

 

お昼は大村にあるハートロックカフェ。

フェリーを降り立ってすぐに見えるお店で、見た目が特徴的すぎて一度入ってみたく。

何より良かったのが小笠原で生産しているコーヒーを飲めること!

味は癖がなくすっきりしてました。

 

小笠原、フェリーの往来がない日の昼の集落はすっからかんで、どこでも空いてました。

皆さん1日ツアーに行ってるんでしょう?

(11:58)

 

ご飯を食べていると視界の端に何やら動く物体が……

アノールトカゲ(外来種)が木々の間を駆け回ってました。

(12:25)

 

午後は父島の東海岸にある釣浜へ。

標高60mまで自転車で登って、遊歩道を下ります。

(13:03)

 

こんな見た目の浜でした。

砂利が多いビーチで、浅い場所は結構濁ってたんですが……

(13:11)

 

沖に出ると急に透明感溢れる青の世界に!

製氷海岸も綺麗でしたが、水の透明さではこちらが頭一つ抜けてました。

サンゴも発達していて、テーブルサンゴなんて初めて見ました。

 

更に沖に行くと下が見えなくなるくらい深くなり。

沖は潮の流れが強いらしく、あまり行かないようにとのこと(ブイが浮かんでます)。

魚影は濃く、たまに大きな魚もいたりサメもいたり、見応え抜群でした。

何より海の透明感と青さが素晴らしすぎて。。

 

ちっちゃいウミガメにも出会えました。

こちらのことはまるで気にする様子がなく、のんびり。

 

堪能してすっかり疲れたので帰りに。

遊歩道を歩いていると巻き貝…?

と思ってひっくり返してみたらヤドカリでした。

陸生のヤドカリがいるなんて南国……

(16:03)

 

夕食は何故かコエドビールののぼりが立っていたあめのひ食堂にて。

サワラのレアカツうま!

(18:25)

 

さてこの日はこれで終わらず、ナイトツアーで夜の生き物探しへ。

まずはコペペ海岸に向かい、ヤドカリを見に。

このヤドカリ、釣浜の帰りに見たのと同じムラサキオカヤドカリで、基本的には夜行性とのことでした。

コペペ海岸にはウシガエルもたくさん、これは食用として持ち込まれたものだそう。

 

ナイトツアーは宿までハイエースで迎えに来てくれます。

ロードバイクではさすがに行けません(笑)

(19:49)

 

続いてオガサワラオオコウモリ探しに。

鳴き声とタコの実がある木が目印とのことで、割とあっさり見ることができました。

たまに飛んでいる個体がいましたが、翼を広げると80cm、かなりの大きさ!

オガサワラオオコウモリは小笠原では唯一自力でたどり着けた哺乳類だとか。

 

ちなみに写真が赤いのは、ガイドさんが赤色の懐中電灯で照らしているため。

白色の強い光ではコウモリにとって良くなく、こうやって照らす必要があるんだそうです。

 

こちらはヤコウタケ、光るキノコ!

ジメジメした日でないと見ることが出来ないらしいんですが、これまたあっさり見られました。

キノコがわざわざ自分で光るなんて、何の意味が…??

ちなみにこれは小笠原でなくても本土で見られるとのこと。

 

いよいよ本格的に小笠原を満喫、な3日目でした。

製氷海岸はインパクトのある景色で、パンフレット通りなサンゴが広がっていたことには驚きでしたが、個人的には釣浜の綺麗さ、透明感に大満足!

ここはもう一回行ってもいいな…と思えるシュノーケリングスポットでした、アクセスは悪いですがぜひ。

それではまたー!