7/19
念願の3000m峰、南アルプスの荒川三山、赤石岳へ行ってきました、の3日目。
赤石岳の山頂で夜を過ごして、下山日です。
ルート:赤石岳避難小屋→赤石岳→大倉尾根→椹島→(自転車)→沼平ゲート(CT6:20)
3時半頃に起きて、パッキングをざっくりして山頂へ。
山頂でしっかり準備をしつつ、日の出を待ちます。
もともとは6時くらいに起きればいいやと思っていたのですが、皆さん行動が早くて。
やっぱりテント泊が快適で僕は好きです。
(04:23)
赤石岳山頂で迎える日の出。
この日も良い天気、3日間とも素晴らしい天気に恵まれました。
夏とはいえ標高3121mのこの時間は寒く、ウルトラライトダウンだけでは足らずにレインウェアも着るくらいの気温でした。
(04:51)
看板に写る自分の影…と奥は赤石岳の影?
最初富士山なのかと思ってましたが、どうも角度が違うような…?
(04:57)
この日は下山するだけですが、標高差は2000m。
かなり疲れるだろうと思いさっさと下ることにします。
山頂から少し下ると椹島への分岐、南アルプスの稜線とはお別れです。
(05:09)
稜線から下ってもまだ3000m弱の世界、しばらくは森林限界です。
赤石岳、稜線を歩いているときは分かりませんでしたが、岩壁が迫力!
なかなか急坂で、千枚尾根と違って登ってくるのは大変そうな。
(05:23)
標高2800m、このルート唯一の水場です。
水場と言っても沢水ですが…
樹林帯にあるような沢水と違ってほとんど湧き水だろうとそのまま飲んじゃいましたが、お腹の調子は悪くなりませんでした(笑)
赤石小屋の水場は枯れているとのことでしたので、ここで水の補給はしておくべきのようです。
(05:41)
標高2700mにて、あっという間に樹林帯に。
ここも根曲がりダケカンバ。
ちなみに南アルプスはシラカバは自生していないそうです。
(05:58)
富士見平にて、最後の南アルプスの展望を拝めて。
さらば南アルプス、最高の3日間をもらえました。
(06:19)
富士見平は標高2700mのギリギリ森林限界な台地のようです。
下から散々登ってきて、ようやく赤石岳が目の前に現れたというのに名前が富士見平だなんて。
(06:20)
赤石小屋を過ぎて、延々と樹林帯を下っていきます。
コースタイム30分に一度看板が出てきます。
標高差の割に下りコースタイムが短く、またサクサク歩けるので実際時間はあまり掛かりませんでした。
(07:24)
ただいまクロスバイク! 無事に帰ってきました。
あとは17kmダート林道を走って、60km山道をドライブして。
赤石岳山頂を早く下山したのはここから先が大変だろうと思ってのことでした。。
(08:41)
5時間前はあの頂に居ました、な赤石岳。
あっという間に下って、どんどん距離が遠くなっていっちゃいます。
(08:56)
ゲートまで3.5kmほど、畑薙大吊橋へ。
大井川の水はなんで青っぽいんでしょう?
(10:12)
白樺荘で温泉に浸かって、いざ静岡へ山道60kmドライブ。
行きはr189、帰りはr27を使いましたが、ネットにある通りr27はかなり狭かったです。
おかげで対向車はほぼいませんでしたが、どっちを走っても遠いのに変わりはありません(笑)
あとは接阻峡経由だとどうなんでしょう?
南アルプスで聞いた話だと5分と変わらないんじゃないか、とのことでしたが。
(12:51)
下山して、なんでも食べ放題だということで寄り道していろいろ食べまくり。
さわやかは相変わらずさわやかの美味しさでした。
日本平へ。
南アルプスは昨日と同じく雲の中のようでした。
(15:37)
三保松原へ。
標高3000mの世界から海まで来ちゃいました。
残念ながらメインの富士山は南側斜面がちらっと見えるだけ。。
(16:24)
真っすぐ帰ると東京のラッシュでまともに帰れなさそうだということで、静岡で時間調整をしての帰路でした。
南アルプス、天気に恵まれて充実の3日間縦走となりました。
初めての3000m峰からの景色は圧倒的で、写真を見返すとこんなところに行ったのかと今でも思うくらい。
南アルプスはネックが色々ありますが、またしばらくしたらいつかはこの稜線に立ちたくなります。
印象的だったのは、百名山を巡ってる方が多いことで。
僕があまり意識していないので百名山以外に登ることが多いのですが、ここは百名山狙いの人が多かったです。
次は北海道の山だとか、四国にも山歩きに行ったとか、僕にとっては新鮮な感覚でした(笑)
それではまたー!
(山歩き)
山行時間…3:30
歩行距離…8.62km
消費カロリー…1447kcal
獲得標高…↑98m ↓1904m
(自転車)
走行時間…1:10
走行距離…16.74km
平均速度…14.3km/h
消費カロリー…636kcal