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県外移動自粛の最終週は秩父の滝巡りをしてきました。
お出掛けした際に滝を見ることは結構あるんですが、埼玉県内の滝は奥武蔵の落差10mくらいの滝しか見たことなく。
一県民として秩父の滝も見なくては!ということで出かけてきました。
奥武蔵の落差10mの滝もいいんですけどね、独り占めしやすいですし浴びれるし(笑)
ルート:美の山公園→秩父華厳の滝→高滝→丸神の滝→不動滝
前日は梅雨らしく雨、この日は朝一曇りで晴れる予報でした。
秩父といえば雲海!ということで早朝は雲海求めて美の山公園へ。
個人的には雲海が出る期待をしていなかったんですがびっくり、見事な雲海!
写真は秩父盆地と反対側、こちらももくもく。
…美の山公園に行く前にミューズパークにも行ったんですが、そちらは雲の一番上と同じくらいの高さで周囲の山の上しか見れず、ささっと移動しました。
(05:09)
秩父盆地の雲海!
曇り空なのは残念ですが、これほどしっかりした雲海が見られれば十分でしょう!
(05:28)
先週歩いた両神山方面。
こちらは徐々に青空が広がって爽やかな景色でした。
両神山は先週歩いた梵天尾根がちょうど稜線のように見えてる方角ですが、地形のアップダウンが細かすぎてどこがどこだか分からず。
(05:42)
この日の雲海は西側から晴れてきたので、橋の上が見えるころには橋の奥の雲が無くなってる残念な(笑)
美の山公園、初めて来ましたが展望抜群で!
雲海目当てはもちろん、視界のいい日は秩父盆地が手に取るように分かるポイントだと思います。
雲海目当ての方は早朝に来ると思うので、防寒をしっかりしていくのをお勧めします。
(06:12)
皆野に降りて、秩父華厳の滝へ。
名前は聞いたことあって知っていたものの、秩父盆地より奥にはなかなか自転車でも足が伸びず、初めての場所。
川底の岩がやたら赤く。
(07:32)
秩父華厳の滝、落差は12mだそうです。
前日雨だったせいもあるかと思いますが、水量がしっかりあって見応えありました。
滝つぼが大きくて緑が茂ってるのも雰囲気が良かったです。
(07:33)
滝への遊歩道には特徴的な形の花が。
名前、前に調べた気がしなくもないんですが、忘れちゃいました。
(追記:思い出しました、ユキノシタでした)
(07:39)
続いて小鹿野町、丸神の滝…の前に、そのちょっと奥にある高滝へ。
落差は40mとのこと。
普段は水量が少ないようですが、この日は立派な高さのある滝に!
この滝、道路から見られるのもいいんですが、アングルがいいのか高さがよく実感できます。
前日に雨があった日には丸神の滝だけでなくぜひこちらもどうぞ。
(08:42)
丸神の滝へのアクセスはr367一本のみなのですが、とにかく狭くて長くて。
途中採石所があるところまではダンプが通る道なのでいいんですが、そこから先は1車線の林道レベル。
県道は行き止まりなので交通量は少ないんですが、とにかく時間のかかる道でした。
山奥感はたっぷりで、そういう意味では両神山日向大谷への道より雰囲気あります。
(08:51)
高滝から2km手前、丸神の滝へ。
両神山でも見たカウンター、今回こそカチッと押しました。
(09:05)
丸神の滝へは徒歩20分、登山道と言うには立派な遊歩道を歩きます。
道路から滝への標高差も80mくらいあるのでしっかり登ります。
(09:11)
沢沿いの遊歩道を歩いてぽっと開けると目の前に丸神の滝!
落差はなんと76m!
埼玉県では唯一日本の滝百選に選ばれてます。
なんですが、下からは最下段しか見えず。
滝自体はさらさらと流れる滝で、スケールの割になんとも優雅。
(09:20)
丸神の滝へは東口が一般的なアクセスですが、西口からも行けて、そちらには展望台もあるので帰りはそちらから。
滝の下からひたすら登り、なんと滝の高さを超えてまだ登る道です(笑)
こちらは遊歩道というより登山道レベルでした。
(09:36)
滝の高さを超えて、ようやく着いた展望台からはこの景色。
木々が滝を覆って見え辛いですが、落差76mのスケールはここからがよく分かります。
こんな立派な滝が埼玉県にもあるなんて!なとてもいい滝でした。
…こんなに登るとは思ってもいませんでしたが。。
(09:44)
登りきったところには東屋があって、休憩するならここが一番いい景色かもしれません?
東屋から県道へは幅のある歩きやすめな道になってました。
標高差は160mもありますが。。
(09:53)
最後、不動滝へ向かう途中で寄り道。
大達原の手堀トンネル!
大達原集落から300mほど旧街道を歩くと見られます。
(10:58)
集落と反対側の坑口はなんとも立派な岩壁!
手堀トンネルなんてそうそう見られないですし、これはいいスポット!
なんですが、車を停められるところが集落の神社前に1台?2台?くらいしかなく、おおっぴらに宣伝できないのがもったいない場所でした。
(11:02)
続いて最終、不動滝へ。
入口に台風で通行止めとあったので何が…と思ったら川沿いで道が落ちてました。
山側に巻道が出来てたので通過は可能でした。
この滝、道路から40m下って50m上がる道なのでこれまた時間が掛かります。
(12:58)
不動滝、落差は50mとのこと。
この滝が今回巡った滝の中で最大の水量でした。
豪快な直瀑がなんともかっこよく!
隣に大木が植わってるのも自然の大きさを感じられてまたいい感じ。
(13:21)
周囲も岩壁で、緑が鮮やかなのもとても雰囲気よく。
好きな滝は?と聞かれたら奥日光の湯滝かなーと思ってましたが、ここもどんぴしゃで好みでした。
マイナーなので人がいないのもいいです(笑)
(13:31)
帰り道、滝沢ダムのしぶきがすごい…?
と思って寄ってみたら放流の勢いがすごくてとんでもない高さまでしぶきが!
夏に向けて水量を下げてるんでしょうけど、とんでもない放流量でした。
不動滝の水量がすごいとか、そんなレベルではありません(笑)
(14:37)
秩父の滝巡りというかスポット巡りとなったドライブですが、どこも見応えあって。
ただ、どこも車でのアクセスになってしまい知名度が今一つなのがもったいない…。
滝に関しては丸神の滝はもちろん、不動滝も有名な滝に負けない魅力ある滝でした。
次はぜひ季節を変えて見てみたいものです。
それではまたー!